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映画・音楽・書籍のレビュー
詩想と哲学
海洋SF小説

  • 2019年10月21日

有人潜水艇と水中の接続作業 ~深海でもマドレーヌが焼ける

深海の接続ミッションを前にパイロットのヴァルターは潜水艇プロテウスの運航責任者フーリエを紹介される。経験のない水中の接続作業を前に、神経を苛立たせるヴァルターに、フーリエは子供のオモチャのような機械部品を見せ、「オレでも海底でマドレーヌが焼ける」と励ます。

  • 2019年10月21日

有人潜水艇と深海調査 パイロットの矜持 ~新しい仕事は慌てず、騒がず

有人潜水艇のパイロットとして、海底鉱物資源の採鉱システムの接続ミッションに参加する意思を固めたヴァルターだが、作業の内容を知って激昂。深海調査と思っていたら、高電圧リアクターや揚鉱管を繋ぐ水中作業がメインだった。動揺するヴァルターにプロジェクトチームのサブリーダーが仕事の心得を説く。

  • 2019年10月21日

深海のマッピング ~海底鉱物資源採掘の成否を決定するもの

潜水艇のパイロットであるヴァルターは海底鉱物資源の採鉱プラットフォームのミッションが高電圧リアクターと揚鉱管の接続と知り、動揺するが、運航チームのフーリエから大きな機材を見せられ、「オレでも海底でマドレーヌが焼ける」と励まされる。採鉱事業の成否を決めるのは海底地形と鉱物の賦存状態を正確に把握することだ。そのマッピング技術について説明を受ける。

  • 2019年10月21日

鉱業権と鉱山会社の寡占 鉱業法の盲点と情報共有のアイデア

『宇宙の領土はいかなる国家にも属さない』という法律の隙間をかいくぐり、文明の基礎を支えるニムロデ鉱山を一手に治めたファルコン・マイニング社。鉱業局を意のままに操り、鉱業権さえも左右してきたが、たとえ採鉱プラットフォームに触手を伸ばしても、海洋技術は簡単に真似できないとヴァルターは主張する。

  • 2019年10月18日

人工地盤と緑化堤防と再建コンペ ~骨一本になっても故郷を想う

未曾有の大洪水によって壊滅的な打撃を受けた干拓地・フェールダム。ヤンとヴァルターを中心とする復興ボランティアの必死の努力により、大地に徐々に緑を取り戻しつつあったが、再建を急ぐ自治体と地元経済界の思惑が結びつき、一帯をモダンなリゾートにリビルドする臨海都市計画が持ち上がる。

  • 2019年10月18日

迷走する再建計画とアイデアコンペ 元住民の願いと自治体の思惑

大洪水で壊滅した故郷の干拓地について、再建の見通しが全く立たない中、臨海都市計画が持ち上がる。緑の干拓地が戻ることを切望する元住民と、経済復興を優先する自治体や財界の間で軋轢が生じるが、復興ボランティアに打ち込むヴァルターは幼馴染みのヤンと組んで人工地盤を用いた『緑の堤防』を提案する。

  • 2019年10月19日

建築家の詭弁と住民無視の再建計画 一人の意思もった人間として抗う

壊滅した故郷の干拓地の再建をめぐって元住民と、臨海都市計画を推し進める自治体の間で軋轢が生じる。アイデアコンペに参加して住民の声を届けようとするヴァルターは建築家フランシス・メイヤーの講演に出掛け、彼の描く商業施設が決して数百年先の干拓地の未来を慮るものではないことを見抜き、猛然と抗議する。

>海洋小説『曙光』MORGENROOD

海洋小説『曙光』MORGENROOD

宇宙文明の根幹を支える稀少金属ニムロディウムをめぐる企業と海洋社会の攻防を舞台に描く人間ドラマ。生きる道を見失った潜水艇パイロットと愛を求めるフォルトゥナの娘の恋を通して仕事・人生・社会について問いかける異色の海洋小説です。
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