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建築業界でしか通用しないデザインボキャブラリー #0043

#0043 今、「住む場所」について勉強しています Part2

ひでさん、ご意見、本当にありがとうございました。

私の、きわめて個人的な意見に答えてくださる方がおられると知り、大変うれしく思います。

私は少しは建築について勉強しているのですが、建築業界でしか通用しないデザインボキャブラリーを、どうも好きになれません。誰からも好かれる建築をつくることは不可能でしょうが、生活の中でどういう意図でつくられたのかが、だいたいの人に解るように造らなければならないのが、建築と美術館に置かれるような作品との違いだと思うのです。

私が○○中学校を好きになれなかった理由は、

それ初めてみた雑誌での紹介が建築デザイン用語を理解しようとしない  

私にとっては極めて難解なものだったから

別の雑誌で内子町を特集していたものの中で、ほかの建物と明らかにかけ離れた雰囲気を持っていたからです。

もしかしたら後者その雑誌が意図的に浮いていることを示したかったのかもしれませんが。その雑誌には「ユニークな建物が全国から注目されている。」と書かれていました。そんな方法で「全国から注目」されないと地方はやっていけないそんな中央集権型の社会制度こそを何とかしなければいけないのかもしれないですね。

私は、風景と言うものは、ぱっとみて、気持ちがすうっとしたり、じわっと心にくるものがあればそれでいいと思っています。私にとって最高に美しい風景は、自然のみの風景か、もしくは自然の中にそこに住むことになじんだ建物がある風景です。(これは、新しい建築を造ること自体を否定している気がするのでできればどなたか私を説得してほしいのですが。)だから、美しい風景のある場所にたてる建物は風景自体の雰囲気をできるだけ残すよう、デザインしてほしいのです。だから、私は建築はできる限り建物の内側で勝負すべきだと思うのです。この考え方についても、文句お願いします。

私にとって風景として美しくない場所、つまり日本の都会はもうすでにそれぞれが主張しあうこと自体が魅力になっています。そういう場所に主張の強い建物を持ってくることは何の問題も無いのですから、そういう主張する建物に適した場所を選んで主張してほしいですね。もちろん最低限のセンスは持っていてほしいですけど、いや持っていないと困りますけど。

最後にまた子どもの話を書きます。子どもってあんまり「自然がきれいだなあ。」とか「緑が多くていいなあ。」とかあんまり思いませんよね、特に男の子は。とにかくかっこいいもの、目立つものに目をひかれます。私は、そういうものは年をとるにつれてだんだん変わってきたのですが、他の人って、どうなのかなって思いました。できれば教えてください。

子どもと学校についてはもう少し考えてみます。

長くなってすみません。ご意見お待ちしております。

このスレッドの前の書き込み

このスレッドに対する返答

てそさんの「建築業界でしか通用しないデザインボキャブラリー」に対する違和感は分かります。

建築関係のコラムなど読んでいても、身内の読み物としては面白いけども、それ以外の人への配慮や責任感はあまり感じられず、「分かる奴にだけ分かればいい」の世界なんですね。「自由」や「創造」を謳う分野にかぎって、身内主義」や権威主義がまかり通っているような気もします。こういう分野は、何をもって優秀とし、何をもって偉大とするか、明確な基準がないため、「誰かのお墨付き」に頼らざるを得ないからでしょう。そして、そのお墨付きを与える人が絶対になってしまう、と。

本音を言えば、一般人は分からなくていい、そもそも分かるはずがない、自分たちがイニシアチブをとる為にも、何も分からず黙っていてくれた方が有り難い、というのもあるかもしれませんね。

しかし、まともな社会性を備えた専門家なら、そういう身内の評価に不安を感じると思うのですよ。

批判もなく、工夫もなく、間抜けなダチョウが白鳥に祭り上げられる世界で、果たして、技術の向上や革新が望めるのか、と。

そう考えると、『ばかけんちく談話室』が専門家や一般人の分け隔てなく、意見交換で盛り上がったのも、専門家のそうした危機感からくるものだったのかもしれません。

それまで(ネット以前)、余りにも閉鎖的で、そういう場が存在しなかったからです。

しかし、そのブームもとうに過ぎて、再び、内向きの世界に戻ろうとしています。

万人に開かれた議論の場が、逆に、分断と殴り合いの世界に変わっていくのも皮肉ですが、フラットに議論するには、多くの人はまだまだ未熟すぎたのかもしれませんね。

本来、議論というのは、誰が正しい、誰が一番を競うものではなく、互いに意見を出し合いながら、自らの思考や感性を深める機会なのですが。

この場における、てそさんの感覚が正しいか、間違いかも、大した問題ではありません。

「私はこんな風に感じる」ということを言葉にして意思表明することに意義があります。

これこそが学びの出発点であり、本当のシェアです。

それを「学生の分際で生意気な」「お前は何も分かってない」みたいにマウンティングするから、学も深まらないし、芸の幅も広がらないのです。

建築、街に関するいろんな意見をお聞かせください #0043

ばかけんちく談話室について

『ばかけんちく談話室』は、1995-2007年にかけて古井亮太氏が運営されていた『ばかけんちく探偵団』に設置されていた掲示板です。 詳細は「ばかけんちく談話室について」をお読みください。
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