命と時間こそ若者の最大の財産 ~老人の執着心に打ち克つには #0092

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#0092 「けんちく・うんちく」

はじめまして、私はけんちくはじめて6年めの若僧です。そろそろ社会に出ようと思っておりますが、未だ行き先不明です。

私は、建築家は天才とばかの紙一重のお仕事なんだなあとこのHPを見てますます実感させられました。

けんちくは、げーじゅつと技術と機能と文化をブレンドしたものでなくてはならないものなんで、その根底に人間の生活がある限り、ふさわしくないものは批難されるべきでしょう。ただ、難しいところは「ばかけんちく」を作った人々が必ずしもいつもバカやってるわけじゃところです。ある人は日本の巨匠的建築家だったり、またある人は一時代に輝かしい栄光をもった人だったりと多種多様です。

でも、そんな人がひとたび暴走するとああなっちゃうんです。本当に紙一重です。ばかけんちくを語るときお施主さんのほうにも若干の責任があると思います。そこで暴走しない建築家を選ぶ必要があります。だけど、お施主さんが暴走しているとどうにもなりませんが...。

この場を借りて一言。

建築界にも政治の世界と同じところが多々あります。若手がなかなか受け入れられにくい、ドンがいるなど、封建的な面です。もう、ジャイアント馬場の効かない十六文キックでやられたふりをするのはやめようじゃないですか。建築家もおだてりゃ木に登ってしまいます。実力あるものが認められるべきです。

最後に、げーじゅつだけでけんちくをする人を私は造形家と呼ぶようにしています。これから私は建築家になりたいと考えておりますが将来にわたってここに載らないようなけんちくを創りたいです。そんなことより、どこか事務所に入らなくちゃ! どなたか、いれてくださーい!!

なぜ年寄りは若手に席を譲ろうとしないのか

若手がなかなか受け入れられにくい、ドンがいる

これはもう、どこの世界も同じです。日本でも、欧米でも、アラブでも、世界は権力をもったじじいのもの。若者が入り込む余地などありません。
そして、そんな若者が権力をもったじじいになれば、同じことをするんですね、多分。

実力あるものが認められるべきです。

それが叶えば、この世は天国。スポーツやゲームのように、目に見えて勝負が決まる分野でないと、難しいと思います。

そんな人がひとたび暴走するとああなっちゃうんです。

早坂茂三がいいことを言ってましたよ。若者の失敗は取り返しがつくが、老人の失敗は国を滅ぼすと。
でも、若者には老人にない未来と体力と希望がありますから、精一杯、闘うしかないです。

ところで、なぜ年寄りは若手に席を譲ろうとしないのでしょうか。

それは簡単至極で、年寄りにとっては、自分が掴んだポジションこそが人生であり、家族・友人に代わる唯一の拠り所だからです。

地位と名誉があれば、お金の方から寄ってきますし、実際には老いぼれの役立たずでも、○○名誉会長とか、○○賞受勲とか、水戸黄門の印籠のような肩書きとキャリアがあれば、何所へ行っても、ブイブイ言わせることができます。

見方を変えれば、もうそれしか残ってないので、すがらざるを得ないんですね。

たくさんのファンや、家族や、友人に愛されている人は、そんなものなくても、「おかげさん」で生きていけますけども。

分野にもよりますが、自分が積み上げてきた知識や技術が、今ではまったく役に立たず、若い人の方がはるかにセンスと馬力に長けているとあれば、どんな人間も『老い』を実感せずにいません。そして、この現実社会において、『老い』とは『放逐』『人生否定』と同等です。高い地位に居る人ほど、しがみつくのが当たり前です。

最近まで頂点でイキってたのが、「もう、あなたは要りません」と言われたら、どんな人でも自尊心を傷つけられるでしょう。

若い人が無知と無能ゆえにバカにされるとしたら、年寄りは、肉体、あるいは頭脳の宿命的な衰えによって軽蔑の対象となります。

若い人なら、がむしゃらに学び、働いて、人生の損失を取り返すこともできますが、年寄りには、もうそんな時間もなければ、体力もない。

老いと衰えを認めるぐらいなら、死ぬまで図太くなって、若手に威張り散らす方が、はるかに救いになります。

言い換えれば、年寄りが必要以上に威張りだしたら、最後の花火というか、老い先短いと考えてヨロシイ。

たとえその為に若手が苦しもうと、業界が滅びようと、究極、人は自分のことしか考えられないものですから、老醜をさらけ出したところで、本人は痛くも痒くもないと思いますよ。だって現世で必要なものは、全て手に入れたでしょうから。

そんな目障りな年寄りに対して、若手の救いとなる呪文は一つしかありません。

私にあって、あなたにないもの。

それは、い・の・ち。

私にあって、あなたにないもの。

それは、じ・か・ん。

Time is Moeny いや、 時間とは人生そのものです。

時間もちの若手こそ、本当は最強なのですよ。

惰性や怠慢で、貴重な時間を無駄にさえしなければ。

ところで、この方は建築事務所に入れたのかしら??

今、どこで、何をしておられるのか、こそっと聞いてみたいです( *´艸`)

命と時間こそ若者の最大の財産 ~老人の執着心に打ち克つには #0092

この記事を書いた人

石田 朋子のアバター 石田 朋子 サイト管理人

作家・文芸愛好家。80年代サブカルチャーの大ファン。普段はぼーっとしたおかあさんです。昭和の名作漫画はほとんど空で台詞が言えるほどの元祖ヲタ。車と猫が大好きな東欧在住。サイトでは作品紹介ではなく、作品を題材とした文芸コラムを掲載しています。

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