「好きな人などない(異性・同性あわせて)」「人を好きになったことがない」という場合。
では、目の前に、容姿も性格も条件もパーフェクトな人が現れたら好きになるか──と言えば、決してそうじゃないですよね。
人間の「好き」な気持ちって、もっと不可思議なものです。
神経質とかズボラとか、頭髪が薄いとか背が低いとか分かってても、なぜかその人に惹きつけられる。すごくイヤな面もあるけど、どこか許せるし、一緒に居たいと思う。
「優れているから」「欠点がないから」人を好きになるのではなく、その人の至らない所とか弱い所もひっくるめて理解できた時、「いとしい」という思いが自ずと心に湧いてくるものです。
「人を好きになる」というのは、一つの心の能力です。
出会い運が無いから、周りにイイ男がないから、「好きな人がいない」のではありません。
他人を理解したり、受け入れたりする心の能力がなければ、たとえ目の前にダイヤの原石みたいな男性がいても、それと気付かずに終わってしまいます。
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