『自信たっぷりに育てられたら、子どもだってたまらんさ』(吉田秋生のカリフォルニア物語より)

『自信たっぷりに育てられたら、子どもだってたまらんさ』(吉田秋生のカリフォルニア物語より)
あなたに知って欲しいこと

世の中には自分の教育法を疑いもしない親が少なくないですが、自分の方針を疑うことなく、自信たっぷりな親は、子供ではなく、自分自身を愛しているのです。その自己愛は、いずれ子供にも伝わり、子供の心を深く傷つけます。自分の親から愛が感じられない子供は、自分の存在意義が感じられず、心が壊れていくのです。

sanmarie*com 恋と生き方のエッセー

子育てに関する数ある言葉の中で、私が一番好きなのが「そんな自信たっぷりに育てられたら、子どもだってたまらんさ」という台詞です。出典は、人気漫画家、吉田秋生さんの出世作『カリフォルニア物語』です。

本作は、離婚歴のある大物弁護士の父親と、品行方正で成績優秀な兄に反発し、カリフォルニアの高級住宅を飛び出した青年ヒースが、単身ニューヨークに渡り、都会の人間関係を通して成長する物語です。社会や人間を斜めに見ながらも、どこかに突き抜けていこうとするヒースの姿にとても共感する内容でした。

前述の台詞は、高校生ヒースの反抗にほとほと手を焼いた父親が、旧友とバーで飲み交わしながら、「あれの考えていることは、さっぱり分からん。いったい何が気に入らないのか……父親としての自信をなくす」と呟いた時、父親の完璧主義をよく知る旧友が口にする言葉です。

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『自信たっぷりに育てられたら、子どもだってたまらんさ』(吉田秋生のカリフォルニア物語より)

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この記事を書いた人

石田 朋子のアバター 石田 朋子 サイト管理人

作家・文芸愛好家。80年代サブカルチャーの大ファン。古典文学からJUNEまで幅広く親しむ雑食系。マダム・ナナとパピヨン・シルエットについて熱く語り合える友達を募集しています。東欧在住。

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