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建築談義と社会批評

  • 2020年5月9日

建築業界でしか通用しないデザインボキャブラリー #0043

建築業界でしか通用しないデザインボキャブラリーを、どうも好きになれません。誰からも好かれる建築をつくることは不可能でしょうが、生活の中でどういう意図でつくられたのかが、だいたいの人に解るように造らなければならないのが、建築と美術館に置かれるような作品との違いだと思うのです。

  • 2020年5月9日

専門家の生き道 個か、組織か ~ゼネコン設計部よりひとこと #0034

芸術家になりたかったのになれなかった、アトリエ建築家のような強烈な個性もない、でもなんとなくアカデミック(クリエイティブ)な仕事をしたい、経済的に安定していて世間体もいい、そんな”ぬるま湯集団”という言葉こそがゼネコン設計部を言い表すにふさわしい?

  • 2020年5月9日

「使い勝手」も含めてのもの全体が「作品」のはず #0009

建築は単純な色と形の格好よさだけの「作品」「造形物」ではないはず。その中の「社会」とか「生活」をデザインするっていうのがホントでは? 階段にしろ、バスルームの間取りにしろ、人への想像力や社会的感性がなければ、真に有用な形は描き出せません。

  • 2020年5月9日

「美観」のために「生活の仕方」をルールで規定するのか #0024

「美観」のために「生活の仕方」をルールで規定するなんてサイテー。タテモノ自体で「そうふうに生活したくなる」ように仕向けてみせてこそ「建築設計」じゃないの? 建築の仕事は「作って、受け渡し」で完結するのではなく、何年、何十年の快適性も含めて「創作」と言えるのかも。

  • 2020年5月9日

建築とは少数がわかれば良いというものでもない #0010

建築は少数がわかればそれで良いというものではない。創作には「自己表現」「万人に伝える」という二つの目的があり、最初から世界を目指すのと、身内に受ければそれでいい、では大きな違いがある。創作における自己愛は自身の芸を狭め、全体の硬直化にも繋がる。

  • 2020年5月20日

「生活者の視点」と建築家の視点が混ざりあう場はあるのか?  #0003

『建築家という職業をやっている者の実感からすると、クロウトの間にだって批評なんてほとんどない。クロウトの間にだってお互いについて意見を言う共通言語があるわけではなくて、建築家それぞれが小さく自己完結してしまっている』ネット議論のデメリットと併せて。 

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