クラシック音楽・オペラ・バレエ– category –
ピアノの名曲を中心に、好きなバレエ、オペラ、交響曲について動画とライナーノーツで紹介する雑学系の音楽コラム。
-
クラシック音楽・オペラ・バレエ大阪・梅田32番街 クラシックの殿堂「大月シンフォニア」永遠の響き
大阪・梅田32番街のクラシック専門店『大月シンフォニア』の閉店の思いをコラムに綴り、『音楽の友』に応募したら採用され、スタッフにも届いたエピソードを紹介。親切丁寧かつ豊富な知識で関西クラシック・ファンの心の支えだった。 -
クラシック音楽・オペラ・バレエベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」~歓喜の歌を世界で最初に耳にした聴衆~
不朽の名作『第九』が作曲された背景とシラーの原詩、日本語訳について解説。初演の様子を描いた伝記映画『敬愛なるベートーヴェン』の一場面を動画で紹介。世界で1番幸せなのは初演に立ち会った聴衆とベートーヴェンの隣に住んでいた老婦人。 -
クラシック音楽・オペラ・バレエドビュッシー ピアノ名曲『水に映る影』『小組曲』『沈める寺』 と 短編小説
ドビュッシーのピアノ小品より、特に美しい『組み合わされたアルペジオ』『水に映る影』『メヌエット』『沈める寺』を紹介。ドビュッシーとアントニオ・ガウディに捧げる短編小説も掲載しています。 -
クラシック音楽・オペラ・バレエ己の美学のままに アレクシス・ワイセンベルクの『ラフマニノフ ピアノソナタ 第二番』
「速い」「うるさい」と酷評されるワイセンベルクの演奏をYouTubeで紹介。アシュケナージやホロヴィッツとは異なる、透明感あふれる第二楽章に注目。日本では廃盤になって久しいが、マニアには今なお愛される豪奢かつロマンチシズムあふれる演奏だ。ワイセンベルクの魅力を全力で語るページ。 -
クラシック音楽・オペラ・バレエ帝王リヒテルのチャイコフスキー『ピアノ協奏曲第一番』/ ショパンのエチュードOp10, No.4
ソビエト出身のリヒテルは欧米デビューを果たすまで伝説的な存在だった。だが華々しい活躍の影には父親を処刑され、母親とも離ればなれになる悲劇があった。激流のような名演で知られるムラヴィンスキー指揮のピアノ協奏曲をSpotifyで紹介。 -
クラシック音楽・オペラ・バレエアンドレ・ワッツのピアノ・リサイタルに寄せて / ラフマニノフピアノ協奏曲とリスト名曲集
「一流」とか「巨匠」とかいうタイトルは誰が決めるのだろう。時には、それに属さぬ人が、生涯忘れ得ぬような名演を残すことだってあるはずだ。あの夜のワッツは本当に神がかっていたし、あれほどの演奏を2千円ポッキリで聴けた私もなんと幸福だったのかと思う。 -
クラシック音楽・オペラ・バレエアレクシス・ワイセンベルクの魅力 ドビュッシー名曲集より
美麗なピアニズムで知られるワイセンベルクの魅力が凝縮したドビュッシー。『月の光』『組み合わされたアルペジオ』の映像的な演奏をはじめ、『ラフマニノフ・ピアノソナタ第二番』『ペトルーシュカ・ロシアの踊り』その他名演とライナーノーツも掲載。 -
クラシック音楽・オペラ・バレエショスタコーヴィチ・ピアノ協奏曲『第二番』とディズニーアニメ『すずの兵隊さん』の美しい融和
クラシックの名曲に共通して言えること──それは、「音楽的=絵画的」ということだ。スラブを渡る風や、鐘に包まれた古い町並み、橋の上にたたずむ人の哀しい翳りが、まるで一枚の絵のように目の前に浮かぶ。あの名曲を絵画にしたい──頭の中に広がる音のイ... -
クラシック音楽・オペラ・バレエチャイコフスキー『眠りの森の美女』~有吉京子の『SWAN』を観る(3)
優雅な美術と振付で知られるチャイコフスキーの名作『眠りの森の美女』ですが、プリマにとっては体力的にきつい演目で知られています。最大の見せ場と言われる第三幕の他、『薔薇のアダージョ』『リラの精の踊り』などを紹介。 -
クラシック音楽・オペラ・バレエ冨田勲の『惑星』と宇宙を旅する シンセサイザー音楽の真髄
子供の頃、私の宇宙の入り口と言えば、「ギリシャ神話」「学研の科学」「プラネタリウム」「NHKスペシャル」「カール・セーガン」、プラス幾多のアニメ&特撮。それにロマンの味付けして、壮大に膨らませてくれたのが、宮川泰さんの音楽。『ロマン』という... -
クラシック音楽・オペラ・バレエラヴェル:ピアノ協奏曲 第二楽章 Adagio Assai ~優しい音色の源
練習すれば、いくらでも上手になる。だが、上手いからといって、愛されるわけではない。多くの場合、心に残るのは、愛を感じる演奏なのだ。その人を惹き付ける愛はどこから溢れるのか――と問われれば、やはり魂という他ないのだ。 -
クラシック音楽・オペラ・バレエ『芸術』の役割 復興へ心踊らせて…オペラ座トップがバレエ指導
そう考えると、バレエもオペラもこの世界に必要欠くべからざるもの……というわけではないし、そもそも、こんな一度の公演を見るために、1万とか5万とか払ってる私たちの存在って、いったい何なのだろう、それでも『芸術』は必要ですか──? なんて、根源的な問いかけまで行き着いてしまうんですね。