この会社で働いていると胸を張って言えるのか ~経営者の倫理と法令遵守

この会社で働いていると胸を張って言えるのか ~経営者の倫理と法令遵守

この会社で働いていると胸を張って言えるのか ~経営者の倫理と法令遵守

人間は労働を通して社会的存在になる

今ほど経営者の倫理と法令遵守が叫ばれている時代もありません。

ITの発達で、今まで隠れていた問題や、現場の生々しい声が、表に出るようになった理由も大きいでしょう。

長時間労働や安月給が人の心に及ぼす影響も計り知れないと思います。

でも、一番踏みにじられているのは人間としての尊厳でしょう。

仕事もなければ立場もないのは、社会的に死ねと言われているのと同じですからね。

人は労働を通して社会的存在になるという言葉がありますが、その社会観も崩壊し、結果を各自が負う世の中になれば、次にやって来るのは無政府状態でしょうか。マッドマックスみたいに暴力が支配するのではなく、政府から権威も統率力も失われ、法律はあっても実効性がなく、暗黙と放置がまかり通る世界です。

このままコロコロと坂を転げ落ちて行くのか、それとも新たな可能性が開けていくのか、私には分かりませんけども、果たして、自尊心を著しく傷つけられた人間が大多数を占める社会が再起できるのか、誰が音頭を取ろうと、もうそれに付いて行ける希望も気力も残されてないような気もします。あまりに消耗しすぎて。

未来の為にできる最大の努力は、せめて人を大切にすることでしょう。絶望からは何も生まれません。

【小説の抜粋】 この会社で働いていると胸を張って言えるのか

ウェストフィリア近海の深海調査を通して、徐々にスタッフの士気が向上する中、ファルコン・マイニング社のロバート・ファーラー社長が視察にやって来る。海洋調査の意義や、それによってもたらされる公益をまるで理解しないファーラーの態度に怒りを覚えながらも、ヴァルターは冷静に話し合いに応じる。
しかし、精密なデータ収集に努めるスタッフにファーラーが突きつけたのは、とんでもない要求だった。

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第四章 【ウェストフィリア・深海調査】のシリーズ

このパートは『海洋小説『曙光』(第四章・ウェストフィリア・深海調査)』の抜粋です。
詳しくは作品概要をご参照下さい。

第四章 【ウェストフィリア・深海調査】のシリーズ

このパートは『海洋小説『曙光』(第四章・ウェストフィリア・深海調査)』の抜粋です。
詳しくは作品概要をご参照下さい。

第四章 ウェストフィリア・深海調査 Googleブックスで試し読み
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火山島ウェストフィリア近海の海底鉱物資源の探査に乗り出したファルコン・マイニング社はヴァルターに深海調査をオファーする。潜水艇パイロットの矜持から引き受けるが、ファーラー社長の介入で現場の士気はガタガタ。しかし海洋学者やオペレーターらの真摯な探究心により、次第にチームは一丸となる。そして未知の海底で目にしたものは……。
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海洋小説『曙光』MORGENROOD

宇宙文明の根幹を支える稀少金属『ニムロディウム』をめぐる企業と海洋社会の攻防を描く人間ドラマ。生き道を見失った潜水艇パイロットと、運命を握る娘の恋を通して仕事・人生・社会について問いかける異色の海洋小説です。
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