親と対決するにあたって一番大切なのは、『自分を知る』ということです。
闘う前に、自分はどうしたいのか、何が欲しいのか、とことん考えて、自分という人間を理解しましょう。漠然と親に歯向かっても、何がしたいのか分からなければ、ただの口答えで終わってしまいます。幼子のように、ぶんぶん拳を振り回しても、お互いに傷つくだけで、何も変わりません。
あなたが親の言動や価値観に違和感を覚えるようになったのも、『自分』というものが育ってきたからです。幼児は世の中のことなど何も知りませんから、ハイハイと言うことを聞くだけですが、あなたは情報や分析力を身に付け、世の中のこともそれなりに知っています。たとえ相手が親でも、間違いや矛盾に気付くのは、それだけ知性や社会性が育った証拠です。それは憎悪でも裏切りでもありません。
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