プロの矜持とリーダーの決断

リーダーの資質と決断

リーダーの資質といえば、決断力、行動力、統率力、いろいろありますが、一番求められるのは正しい判断が下せることでしょう。
どれほど部下が優秀でも、崖の方にハンドルを切るリーダーでは、組織も沈下し、個人の力も潰えます。
ある意味、力の強さや規模より、判断の正しさの方が、組織の命運を左右するのかもしれません。

もちろん、いつも正しい判断が大勢を嬉しい気分にするわけではなく、その場では人に恨まれることもあるでしょう。その恨みも引き受けるのがリーダーの器かもしれません。誰に対しても「いい人」ではリーダーは務まらない所以です。

本作では、海底鉱物資源の採鉱プロジェクトの最高責任者であるアルが、完全自動化か、無人化か、テスト潜航はどうするのか、という状況の中、最後に決断を下します。(決断というほど、大きな決め事でもないですが)

同情だけでは正しい判断は下せないし、誰にでもいい顔では物事は進展しません。

嫌われてもいけないし、侮られてもいけない。

経験してない人は、リーダーシップと簡単に言うけれど、非常に難しいものなのです。

【リファレンス】 洋上のプラットフォームの暮らし

こちらは洋上の石油リグの暮らし。ヘリポートから降り立つ演出がえらく恰好いい。

こちらは実際に起こった石油プラットフォーム火災を題材にした映画『バーニング・オーシャン』。
爆発の描写が凄まじい。年を重ねたカート・ラッセル(スネーク・プリスケン)の演技も秀逸でした(*^_^*)

メキシコ湾の『ディープウォーター・ホライズン』で発生した史上最悪の石油リグ火災と救出の模様を描いたアクション・ドラマ。石油掘削の要ともいうべきBPO(防噴装置)の重要性が理解できます。

事故に至るメカニズムはDeepwater Horizon Blowout Animationで詳細に解説されています。英語ですが、アニメーションを見るだけでも概要は分かると想います。

<ストーリー>
2010年4月20日。電気技師マイク(マーク・ウォールバーグ)は、家族を残しメキシコ湾沖の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」に単身赴いた。
掘削現場では主任ジミー(カート・ラッセル)の抗議も虚しく、工期遅れを挽回したい石油会社管理職のヴィドリン(ジョン・マルコヴィッチ)によって重要な安全確認テストが省略されてしまう。
ずさんな管理体制で工事が進められた結果、大量の原油が噴出し施設は大爆発の炎に包まれる。
脱出可能なタイムリミットが刻一刻と迫るなか、施設に残された126人の運命は―!

バーニング・オーシャン [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
出演者  マーク・ウォールバーグ (出演), カート・ラッセル (出演), ジョン・マルコヴィッチ (出演), ジーナ・ロドリゲス (出演), ディラン・オブライエン (出演), ケイト・ハドソン (出演), ピーター・バーグ (監督)
監督  
定価  ¥1,500
中古 2点 & 新品  ¥1,150 から
海洋小説 《曙光》 MORGENROOD 『上巻』
5

稀少金属『ニムロディウム』の発見により、宇宙開発技術は劇的に向上するが、世界最大のニムロデ鉱山がファルコン・マイニング社の手に落ちたことから一党支配が始まる。 海底鉱物資源の採掘を目指すアル・マクダエルと潜水艇パイロットのヴァルター・フォーゲルとの出会い、採鉱プラットフォーム、治水と復興ボランティア、海洋情報ネットワークのエピソードを収録。

シンガーソングライターの小椋佳は定年まで銀行員を勤め上げた。
人の心に触れる曲を作るには、人間社会との関わりが不可欠であることを知っていたからだ。
売れっ子でも、だんだん作品がつまらなくなるのは、内輪の世界に閉じてしまうから。
パートやボランティアや結婚生活等で人間社会の勉強を続けているアーティストは長続きする。

NO IMAGE

海洋小説『曙光』MORGENROOD

宇宙文明の根幹を支える稀少金属『ニムロディウム』をめぐる企業と海洋社会の攻防を描く人間ドラマ。生き道を見失った潜水艇パイロットと、運命を握る娘の恋を通して仕事・人生・社会について問いかける異色の海洋小説です。
Kindle Unlimitedで公開中。冒頭部の無料PDFもあり。

CTR IMG