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文芸・評論・哲学

海外の古典を中心に、長編小説、詩集、文芸評論、寓話、絵画、建築など、お気に入りの作品を紹介しています。抜粋に時事コラムをプラスした訳あり評論集です。

  • 2019年8月6日

戯曲『星の王子さま』(寺山修司)現実社会で星はいかに輝くか

崇高な星の輝きは、現実に藻掻き苦しむ大人を決して見捨てたわけではない。それらは確かに私達の真上に存在し、強い輝きを放っている。それに気付けば、酔っ払いにも、落ちこぼれにも、星を掴むチャンスはあると分かるはずだ。もしかしたら、童話の中で見つめる星よりも、勝利の輝きに満ちているかもしれない

  • 2019年8月19日

名刺の肩書きは『旅行中』 本当に自由な生き方とは 映画と原作『ティファニーで朝食を』

彼女の名刺には、彼女の生き様そのものともいえる肩書きが一つ、『旅行中』。何ものにも属さず、誰のものにもならず、自由奔放に生きる女ホリー・ゴライトリー。”ティファニーで朝食を”とは、自我と自由を愛するホリーの心意気と、留まる所の無い不安と淋しさを表した、象徴的な言葉です。

  • 2019年8月5日

我に触れるな Noli Me Tangere マグダラのマリア(ティツィアーノの名画より)

聖書とキリスト教において謎と魅力に満ちた女性、マグダラのマリア。ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』ではイエスの妻とされていましたが、真偽はともかく、深い心の交流があったのは確かでしょう。イタリアの巨匠ティツィアーノの名画を交えながら感動的な再会の場面『我に触れるな(ノリ・メ・タンゲレ)』について解説。

  • 2019年8月4日

運命の海と夢を叶えること

『夢を叶えたい』という人はたくさんいる。 だが、その為に行動する人は少ない。 人生は夢を叶える過程そのもので、夢そのものが人生の目的ではない。 どんな夢を見ようと、どんな夢が叶えようと、 人生の最後に残るのは、自分が何を為したかという思い出 […]