CATEGORY

ドストエフスキー

  • 2019年8月5日

社会主義と宗教《カラマーゾフ随想》原卓也訳(1)

『罪と罰』もそうだが、本作にも「神の在・不在」をテーマにしたエピソードが繰り返し登場する。その中で、ドストエフスキーは存在するとも存在しないとも断言してないが、結局のところ、人は『それ』を求めずにいない……というのが彼の解釈ではなかろうか。

  • 2019年8月18日

オレオレ詐欺と現代のラスコーリニコフ

つまり世の中には、あらゆる不法や犯罪を行い得る人……いや、行い得るどころか、それに対する絶対の権利を持ったある種の人が存在していて、彼らのためには法律などないに等しい──というこの事実に対する暗示なのです。