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ギリシャ神話&キリスト教

  • 2018年12月2日

愛と疑いは一緒にいられない ~エロスとプシュケの寓話より~

ギリシャ神話のエロスは恋の矢で過って自分自身を傷つけ、プシュケに一目惚れします。二人は結婚しますが、エロスは決して自分の姿をプシュケに見せようとしません。不安になったプシュケはエロスとの約束を破って、その姿を盗み見てしまいます。怒ったエロスは「愛と疑いは一緒に居られない」とプシュケの元から去ってしまいます。疑えば、愛は去り、愛すれば、疑いは消える。目には見えない愛を信じることの難しさ。

  • 2018年9月5日

「ゲッセマネの祈り」と「男は死んでも櫻色。」

男は死んでも櫻色。切腹の前には 死んでも生気を失わない様に頬に紅をひき、唇に紅をひく作法があった。そのように敵に封じて恥じない道徳は死の後までも自分を美しく装い自分を生気あるように見せるたしなみを必要とする。

  • 2019年8月20日

イエス・キリストの『明日のことを思い煩うな』

何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことを思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことを思いわずらうな。空の鳥を見るがよい。まくことも刈ることもせず、倉に取り入れることもしない。それなのに、あなたがたの天の父は、彼らを養っていてくださる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。だから、明日のことを思いわずらうな。明日のことは明日自身が思いわずらうであろう。

  • 2019年8月20日

西洋美術の入門書(カワイイから本格派まで)

美術関係の本を集めてみました。 美術というと敷居が高いように感じられるかもしれませんが、美術、特に西洋絵画が分かれば海外旅行の面白さも倍増します。 今までルーブルやオルセーのような有名美術館に足を運んでも退屈なだけだった方も、「どこか外国に […]

  • 2018年3月3日

人間の想像力は悪に傾きやすい

ずっと以前、カウンセラー講座に通っていた時、心理学の先生から面白い話を聞いたことがある。 悪役専門の俳優さんが、新境地を開く為、善良な役を引き受けるようになったら、舞台は好評にもかかわらず、私生活ではノイローゼになってしまった、という話だ。 […]

  • 2019年8月1日

クリスマスとイエス・キリスト

この方は、人類のあらゆる罪を一身に背負うために、この世に現れたのだ。ご覧、あの十字架に、世界中の苦痛がのしかかっているようではないか。これは終わりではない。始まりだ。いずれ、世界中の人々がこの方に付き従って行くだろう

  • 2019年3月15日

ヴィア・ドドローサ 悲しみの道

聖都イスラエルには、今も『ヴィア・ドドローサ』と呼ばれる路が残されいます。 ラテン語で「悲しみの道」を意味するこの路は、イエスが、ローマ総督の裁判により十字架を背負い、ゴルゴダの丘(刑場)まで歩いた道として知られ、今も年一回の聖金曜日には、 […]

  • 2018年10月21日

エロス(クピド)とプシュケの物語 『蝶』は魂の昇華の象徴

ギリシャ神話のエロスは恋の矢で過って自分自身を傷つけ、プシュケに一目惚れします。アポロンの神託を利用して二人は結ばれますが、エロスは自分の姿を決してプシュケに見せようとしません。不安に感じたプシュケはエロスの寝姿を覗き見、怒ったエロスは飛び去ってしまいます。エロスを恋い慕うプシュケはアフロディテの様々な難問に挑み、ついにはエロスと結ばれ、神々の仲間入りをします。プシュケの象徴は蝶、魂の昇華を表します。