人生は最後まで生きてみないと分からない

人生は最後まで生きてみないと分からない

人生は最後まで生きてみないと分からない

若い人が一番苦手なのは、「大局的に物を見る」ということではないでしょうか。

たかだか十数年の経験を元に「人生はこうだ」「世の中はこうだ」と決めつけて、絶望したり、閉じこもったり。もう百メートル、道を登れば、まったく異なる風景が見えてくるのに、今、自分が立っている地点や目に映る風景が全てと思い込み、簡単に結論づけてしまうのです。

しかしながら「時間」というのは不可思議なものです。

日々の変化は小さくても、十年、二十年の長いスパンにおいては、世の中の決まりや価値観を確実に変えていきます。

ほんの二百年前まで、日本にはまともな人権もなく、お上に逆らえば公開処刑、斬首も磔刑も日常的に行われていましたが、今でもそれが正しいと信じている人など皆無でしょう。

ほんの一世紀前まで、女性には参政権もなく、政治活動も制限されていましたが、現代は女性の生き方も社会的地位も大正時代とは大きく異なります。

また、昭和の時代には、一般人が自分の作品を公開する機会など限られていましたが、現代は、YouTubeやPixivなどで動画やイラストを気軽に公開し、世界中から声援をもらうことができます。

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シンガーソングライターの小椋佳は定年まで銀行員を勤め上げた。
人の心に触れる曲を作るには、人間社会との関わりが不可欠であることを知っていたからだ。
売れっ子でも、だんだん作品がつまらなくなるのは、内輪の世界に閉じてしまうから。
パートやボランティアや結婚生活等で人間社会の勉強を続けているアーティストは長続きする。

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海洋小説『曙光』MORGENROOD

宇宙文明の根幹を支える稀少金属『ニムロディウム』をめぐる企業と海洋社会の攻防を描く人間ドラマ。生き道を見失った潜水艇パイロットと、運命を握る娘の恋を通して仕事・人生・社会について問いかける異色の海洋小説です。
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