恋だけが、真の意味で、人間を完全にする

恋だけが、真の意味で、人間を完全にする

恋だけが、真の意味で、人間を完全にする

恋は、異質世界との融合だ。

「異性」という、異質の人間との遭遇――
「情熱」という、未知の感情との遭遇――
「自分」という、自身でさえ気付かぬものとの遭遇――

『異』なればこそ、憧れ、欲する。
心と身体の≪何か≫を満たそうとして。

恋は変え、恋は解き放つ。
この『魂の変容(メタモルフォーゼ)』こそ、恋の本質と見た。

恋だけが、真の意味で、人間を完全にする。

私たちは皆、片翼の鳥なのだ。

記:1998年秋

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