本 diary

シベールの日曜日

本 diary

シベールの日曜日」は現代に生きるためには、無垢な心がどのような報復をうけねばならないかということを物語る残酷な映画であった。ガラス玉を星のかけらと思い込める感受性は、その星のかけらの鋭い刃先でみずからの心を傷つける。
ポケットに名言を (角川文庫)

現代の生きづらさの正体。

それは『詩を作るより、田を作れ』の価値観である。

等価を生み出さないものは排除され、田を作るものが重宝される。

人間が現実社会で生活する為に『田』は無くてはならないものだが、心が死ねば、肉体も死ぬ。

肉体を養おうとして、田作りに絶望し、田んぼの真ん中で死んでいくのは皮肉な出来事。

詩は時として死の恐怖さえ打ち砕くけれど。

シンガーソングライターの小椋佳は定年まで銀行員を勤め上げた。
人の心に触れる曲を作るには、人間社会との関わりが不可欠であることを知っていたからだ。
売れっ子でも、だんだん作品がつまらなくなるのは、内輪の世界に閉じてしまうから。
パートやボランティアや結婚生活等で人間社会の勉強を続けているアーティストは長続きする。

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海洋小説『曙光』MORGENROOD

宇宙文明の根幹を支える稀少金属『ニムロディウム』をめぐる企業と海洋社会の攻防を描く人間ドラマ。生き道を見失った潜水艇パイロットと、運命を握る娘の恋を通して仕事・人生・社会について問いかける異色の海洋小説です。
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