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第六章 断崖

二人の幸福を嫉む者が巧妙な罠を仕掛ける。父にかけられた嫌疑を晴らす為、ヴァルターは公聴会に証人として立つ。青い貴石の秘密が明かされる。

  • 2019年8月3日

生きる海は一つ 対立を超えて共存共栄の未来へ ~優遇される新興勢力と取り残される既存社会

導き手を失ったアステリアでは今後の海洋開発をめぐって意見交換会が開かれるが、優遇される新興勢力と忘れ去られる既存社会の間で激しい対立が起きる。平和を願うリズは論争を収めようとするが、議論はエスカレートするばかり。そこでヴァルターが助け船を出し、共存共栄を強く訴えかける。

  • 2019年8月3日

民意か、自己表現か 公共の芸術としての建築 ~デザインに現れるエゴと野心

富裕層向けの海洋都市の建設を急ぐ建築家と密かに面談したリズは、公共性を無視し、己の野望を遂げようとする心根に違和感を覚える。庶民の福祉は後回しなのかと問い質すリズに対し、メイヤーは利益の循環を説き、自身のデザインに社会的責任はないと返答。「百の理想を説いて聞かせるより、小切手一枚切った方が早いんですよ」とヴァルターの正義感を嘲笑う

  • 2019年8月3日

何を得ても満たされない嫉妬と競争心 人間としての誇りはどこへ? 

オリアナはプリンセスのようなエリザベスに嫉妬し、持ち物でも生き方でも彼女に勝とうとするが、何をやっても満たされない。子守を口実にヴァルターに接近するが、逆に「良心に逆らってまで、あっちのルールに迎合しようとは思わない。自分がやらないことを言い訳するな」と諫められる。

  • 2019年8月3日

今異議を唱えるか、永久に口をつぐむか ~苗木の死は森の死

アステリアの未来を占うペネロペ湾開発のアイデアコンペで下馬評通り海のヴェニスと謳われるメイヤーの海上都市『パラディオン』が一位に選出される。だがその公共性に懐疑的なヴァルターは質疑応答で異議を唱え、自身が考案する干拓型の海洋都市『リング』を対案としてぶつける。

  • 2019年8月3日

その負債、誰が支払うの? 謝って済むものではない巨大建設

ペネロペ湾開発のアイデアコンペで壮麗な円環の海上都市『パラディオン』が第一位に選出されたが、莫大な建設費用と維持費、富裕層向けの限定的な物件であることから反発も強く、政府の委員会では建設の是非を巡って議論が交わされる。簡単に取り替えや白紙撤回が許されない巨大建設のリスクと一般社会の率直な意見について。

  • 2019年8月3日

対立する二つの海洋都市のアイデアと庶民の不安 全ての人に分かりやすく

壮麗な海上都市『パラディオン』の建設計画が進む中、公共性や耐久性に懐疑的なヴァルターは干拓型の海洋都市『リング』を対案として提示するが、女性教師の言葉から、一般人にいまひとつアイデアが理解されてないことを知り。大衆の支持を得るには「全ての人に分かりやすく」が鍵だと気付く。