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エッセイ&コラムPURE ~幸福を知る心について~
「Pure」であること──それは、私たちが光に近づき、真実の幸福を手に入れる為の大切なパスポートだ。私たちは、ただ一つのことを心掛けさえすれば、いつでも人生を変えることが出来るのである。 -
POPS・JAZZ・歌謡曲Sade(シャーデー) 愛の美学 『ラヴァーズ・ロック』より
『SADEは、何事も急がず、ゆとりをもって人生を生き、その結果、究極の飾り気のなさを湛えつつ自身の音楽と歌声に不思議な魅力を持たせる女性だと思います』前作の世界観を引き継ぎながらも、より女性的な魅力を前面に打ち出したアルバムと歌詞の紹介。 -
漫画・アニメShall we ダンス? 一度、あなたと踊ってみたい ~ルイ16世の切ない願い
美しい妻マリー・アントワネットに恋心を抱きながらも、容姿コンプレックスから愛の言葉もかけられず、ダンスの申し込みもできなかったルイ16世。マリーも決して嫌いではなかったのだから、勇気をもってアプローチすれば、ダンスを踊ることもできただろうに、というコラム。 -
エッセイ&コラムStay hungry, Stay foolish ースティーブ・ジョブズ伝説のスピーチよりー
hungryという言葉は「貪欲」、foolishは「良い意味での無知」と解釈した方が分かりやすい。Be(何ものかであること)よりも、Stay(そうであり続けること)の重要性を説いたスティーブ・ジョブズの伝説のスピーチより。 -
POPS・JAZZ・歌謡曲The Paris Macth スタイル・カウンシル 世界で三番目に好きなラブソング
ザ・ジャム解散後、ポール・ウェラーが自身を解き放つように制作した名盤『カフェ・ブリュ』に収録。女性ヴォーカル、トレーシー・ソーンのアンニュイな歌声もさることながら、恋する人の面影を求めて夜の町を彷徨い歩く女性の心情を歌った歌詞も秀逸。『My ever changing moods』『The Lodgers』など -
クラシック音楽・オペラ・バレエTVドラマ『のだめカンタービレ』から 千秋真一『俺様キャラ』の苦悩と才能
日本にクラシックブームを巻き起こした『のだめカンタービレ』。指揮者を目指す優等生・千秋真一と、自由奔放でのびやかな「のだめ」の恋は才能、努力、生き方について考えさせます。それぞれのキャラの苦悩と展望に関するコラム。 -
映画WALL-E(ウォーリー)痛烈なる社会風刺と第二の創世記 ~でもロマンティックな傑作~
宇宙コロニーを舞台に、大量消費社会と機械化文明を風刺するロボットアニメの傑作。人々は皆肥大化し、完全自動化された町で、コンピュータに管理され、他人と顔を合わせることもなく、移動マシンに乗って暮らす彼らの姿は未来の人類を思わせる。エヴァを追いかけるウォーリーの行動は町に大混乱を引き起こすが・・ -
映画Witness Me とMy name is MAX の意味『マッドマックス 怒りのデスロード』
マックスはなぜ名乗らなかったのか。名前の社会的意義から理由を考察。ウォーボーイの決め台詞 Witness Me の真意は何か。そこには儚く命を終える戦士たちの命をかけた矜持があった。ディズニーランドで出会った吃音の販売員と身体の不自由を長所に転じてハリウッドで活躍する人々をテーマに、アメリカ流の自立と自由について語るコラムも掲載。 -
映画”わたし”とは記憶の集積 押井守『攻殻機動隊』が結婚を熱く推奨するワケ
映画『マトリックス』を始め内外のクリエイターに多大な影響を与えたサイバーアクションの金字塔。『人間とは記憶の集積である』をテーマに「わたし」というものの実在に迫る。独自の記憶を持つAIも生命体として認識されるなら、生命に対する定義も根幹から変わるだろう。生命の進化とは即ち記憶の融合であることを草薙素子の”結婚”から読み解く。 -
コラム子育て・家育て「いい子」って、誰が決めるの?
大人は普通に「いい子」という言葉を口にしますが、いい子か否かは誰が定義するのでしょう。もしあなたが一所懸命に頑張っているにもかかわらず、「いい親じゃない」と決め付けられたらどんな気持ちがするでしょうか。いい子とは多くの場合、大人にとって都合のいい子を意味します。 -
コラム子育て・家育て「うざい」「ムカつく」「死ね」「殺す」の表現を言い換えよう
人間とは言葉が作るもの。その人が口にする言葉、頭に浮かべる言葉が次第にその人自身を形作るようになります。死ね、むかつく、うざいを繰り返していると、思考も単純化して、自己分析したり、自身の気持ちや考えを論理的に伝えることが苦手になってしまいます。 -
エッセイ&コラム「かわいそう」と「傷ついた」が問題の解決を困難にする #0095
「カタいこと言わずに、笑って許そうよ」だけでも、街もタテモノも良くならないし、このページをやる意味もないのです。日本社会では批評=人格否定と受け止める傾向が強い。間違いに対して「一所懸命だから」「可哀想だから」という理由で耳を塞ぎ、それを指摘する人間の口も封じれば家屋ごと倒壊する。