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「ドストエフスキー」の検索結果42件

  • 2019年8月3日

ProとContra の注釈 ~肯定と否定、世界を形作る二つの相反する価値観

肯定と否定。人は迷いや不安を解消する為に「どちらか一つ」を選ぼうとするが、私たちは双方と上手に付き合うことによってしか地上に存在しえないように感じる。イワンのように、否定ばかりでは心がもたないし、アリョーシャのように、あまりに心が清らかだと、かえって物事が混乱するかもしれないから。

  • 2019年7月31日

『カラマーゾフの兄弟』執筆の背景

ドストエフスキーは病み、疲労し、発想力を失っていた。しかしそれだけではなく、今やドストエフスキーにとってこの小説は「小説の中でも最も重要な小説の一つ」だった。この作品は「入念に仕上げなければならない」。さもなければ、「作家としての自分自身を未来永劫にわたって傷つけることになる」とドストエフスキーは書いている。

  • 2019年8月5日

『カラマーゾフの兄弟』江川卓訳をお探しの方へ(原卓也訳との比較あり)

絶版になって久しい江川卓訳『世界文学全集(集英社)』のカラマーゾフの兄弟を抜粋と写真で紹介。現代的で読みやすい訳文です。原卓也訳との比較も掲載。2021年はドストエフスキーの生誕200年のアニバーサリーイヤーにつき文庫化の可能性もあり。興味のある方は復刊リクエストにご協力下さい。

  • 2019年8月3日

イワン&アリョーシャと楽しむ『カラマーゾフのロシアンティー(さくらんぼのジャム)』 ー江川卓の解説より

難解で知られるドストエフスキーの名作を分かりやすく解説するロシア文学者・江川卓氏の名著。イワンとアリョーシャが大審問官について語り合う料亭に登場する桜んぼのジャムを、実際にロシアで食して感激したという、江川先生のエピソードからロシアンティーを制作。該当箇所の抜粋とオタクフードに関するコラム。

  • 2018年10月11日

なぜ小児性犯罪には厳罰が科せられるのか 映画『世紀のスクープ スポットライト』

日本で『小児性犯罪』といえば、何もかもいっしょくたに語られがちだが、『表現の規制』と『ゾーニング』は違うし、『マンガやアニメの表現』と『実在の子供の人権』は似て非なるものだ。なにかといえば、表現の規制だ、独裁だ、と、過剰な反応がかえってくる […]

  • 2019年8月6日

大審問官=悪魔の現実論を論破せよ《カラマーゾフ随想》 原卓也訳(10)

彼らはパンそのものより、われわれ(=悪魔)の手からパンをもらうことのほうをずっと喜ぶだろう.。しかし、人間は大審問官が案じるほど弱くもない。本当に暗愚なら、とおの昔に滅びている。壊滅的な打撃を経験しても、その都度、立ち上がってきた。キリストの教えの通りに。キリストは十分にその役割を果たしてきたし、これからも指針であり続ける。