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「寺山修司」の検索結果58件

  • 2019年8月6日

歴史を信じないものは歴史に復讐される

『歴史を信じない者』とは、自分に都合が悪いからと、あったことを無かったことにしたり、誇張したり、削減したり、一方的にストーリーを書き換えてしまうことをいう。それは一時期、物事を有利に運ぶかもしれないが、事実は事実として永久に変わらないのだから、いつかは自分自身が書き換えられ、糾弾されることになる。歴史に裏切られるというのは、そういう意味だ。真実は決して黙ってないのである。

  • 2019年8月6日

革命家はね、わき目をふっちゃいけないんだ

ぼくらが仕事していくには、まわりのものに目をくれていちゃいけないんだ。革命家はね、道端にひなげしの花が咲いてもそれにわき目をふっちゃいけないんだ。こうして、万人の為の活動が、いつしか自己の正当性をアピールする為の手段になっていく。

  • 2019年8月6日

本当は自由なんかちっとも欲しくないくせに

良も、自由に憧れるだけ、本当のところ、自分が何を為すべきか、この世に何が必要かなど考えちゃいない。自由という言葉がもつ開放的な響きに憧れているだけで、自分の立ち位置や本当の望みさえ分かってないような気がする。『自由』は他人に認めさせるものではない。己の中に深く静かに宣言するものである。

  • 2019年8月6日

他人の首に剃刀をあてられるのは、他人に信用されているから

いまの時勢みたいに人が信用できなくなってるときに、他人の首にじゃりじゃりっと剃刀をあてる仕事をしていられるのは、自分が他人に信用されているからだと思ってるのさ。な、そうだろう。誰だって仇の剃刀に自分の喉をあずけっこねえやな。信用ってことが何より大事な世の中じゃねえか

  • 2019年8月6日

姉さんの年が、そのまま世界の年のような気がする

「僕とちがって姉さんは勇気があります。それに学問がある。十八なんだけど、ぼくには姉さんの年がそのまま世界の年のような気がするんだ。それにぼくと血がつながっているくせに詩人なんです」この世の中において、堂々と詩を書けるのは、『自分の心』というものをしっかり持ち続けられる強さに他ならないから。

  • 2019年8月6日

懐かしのわが家(遺稿)

ぼくは不完全な死体として生まれ 何十年かかって 完全な死体となるのである そのときが来たら ぼくは思いあたるだろう 青森市浦町字橋本の小さな陽あたりのいい家の庭で 外に向かって育ちすぎた桜の木が 内部から成長をはじめるときが来たことを