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六月の夢

恋とバラの詩 プレヴェール、ジョン・キーツ、ロバート・ヘリック、etc

六月の夢

五月の唄  
ジャック・プレヴェール

ロバと王様とわたし
あしたはみんな死ぬ
 
ロバは飢えて
王様は退屈で

わたしは恋で

白墨の指が 毎日の石盤に
みんなの名を書く
ポプラ並木の風が
みんなを名づける
ロバ 王様 人間と

太陽は黒いぼろきれ
みんなの名前はもう消えた
牧場の冷たい水 砂時計の砂
バラ色のバラの木のバラの花
小学生の道草の道

ロバと王様とわたし
あしたはみんな死ぬ

ロバは飢えて
王様は退屈で
わたしは恋で

時は五月

いのちはサクランボ
死はその核(たね)

恋は
サクランボの親の木

六月の夢

言葉はどんどん出てくるが

思想はなかなか出てこない

思想のない言葉は

天には届かない

-ウィリアム・シェクスピア-

フレデリク・レイトン卿


もっと人生を

ほんとうに楽しめる時が

いつかは 訪れるだろう──

その時を 

あなたは心待ちにしなさい

-ジョン・キーツ-

恋する二人

恋する二人は立ったまま抱き合い
夜の戸口によりかかる

行き来のひとがゆびさすけれど
恋する二人には だれもみえない

二人の影ばかり やみにふるえて
行き来のひとの怒りをまねく

怒りやさげすみ
わらいやそねみ
恋する二人には だれもみえない

夜より遠く 昼より高く

二人はいまや
目くるめく初恋の光の中

-ジャック・プレヴェール –

ロミオとジュリエット

あなたが摘める間に
薔薇の蕾をを摘みなさい

時は待っていてはくれない

今日 微笑のあるこの薔薇は
明日にはもう 散ってしまうのだから

– ロバート・ヘリック –

春と少女

珠玉のフランス詩集

 フランス 四季と愛の詩 (単行本)
 著者  
 定価  ¥ 43
 中古 12点 & 新品  ¥ 43 から
 5つ星のうち 5.0 (1 件のカスタマーレビュー)

これほど美しい詩集もまたとない。
四季の叙情と愛を美しいフルカラーの写真と合わせて綴る、まさに溜め息の出る一冊。
フランスの原詩と詩人の生涯、文学についての詳しい解説もあり、「感じたい」「学びたい」方におすすめの本です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ→饗庭孝男『フランス 四季と愛の詩』 ~詩と写真で感じる大人の絵本

 フランス名詩選 (岩波文庫) (文庫)
 著者  
 定価  ¥ 1,012
 中古 38点 & 新品  ¥ 33 から
 5つ星のうち 4.0 (12 件のカスタマーレビュー)

ロンサール、ユゴー、ネルヴァル、ボードレール、マラルメ、ヴェルレーヌといったフランスを代表する詩人11名の作品を紹介。とりあえずいろんな詩を楽しみたい方、初めての方におすすめ。

 ジャック・プレヴェール 鳥への挨拶 (単行本)
 著者  ジャック プレヴェール
 定価  ¥ 39,450
 中古 4点 & 新品  ¥ 39,450 から
 5つ星のうち 5.0 (1 件のカスタマーレビュー)

プレヴェールの詩集もいいのがたくさんあったのですが、どれも廃刊。
今、入手できる単品ものはこれぐらい。
内容についてはこちらにレビューがあります。『
プレヴェールの詩集は図書館で借りましょう。
私も図書館で出会いました。

 ランボー詩集 (新潮文庫) (文庫)
 著者  ランボー
 定価  ¥ 960
 中古 83点 & 新品  ¥ 1 から
 5つ星のうち 4.0 (15 件のカスタマーレビュー)

やっぱランボーは外せません。甘い恋の詩が好きな人にはちょっとハードに感じるかもしれないけれど、官能と情熱の詩が満載です。
参考記事→アルトゥール・ランボーの詩 / サントリーCM映像 / 映画『太陽と月に背いて』

 月下の一群 (講談社文芸文庫) (文庫)
 著者  堀口 大學
 定価  ¥ 830
 中古 22点 & 新品  ¥ 830 から
 5つ星のうち 4.7 (9 件のカスタマーレビュー)

翻訳詩といえば堀口大學の『月下の一群』に尽きる。
教科書でもお馴染みのあの名訳が存分に楽しめる一冊。

 海潮音―上田敏訳詩集 (新潮文庫) (文庫)
 著者  
 定価  ¥ 440
 中古 29点 & 新品  ¥ 2 から
 5つ星のうち 4.6 (15 件のカスタマーレビュー)

堀口に並ぶ名訳といえば上田敏。
こちらも教科書でお馴染みの格調高い作品集である。
フランスの詩的世界と日本語の美しさを同時に楽しめる必読の本。

 完訳アンデルセン童話集 1 (岩波文庫 赤 740-1) (文庫)
 著者  ハンス・クリスチャン・アンデルセン
 定価  ¥ 924
 中古 48点 & 新品  ¥ 24 から
 5つ星のうち 4.4 (10 件のカスタマーレビュー)

アンデルセン(一八〇五―七五)の童話は,決して口あたりよい砂糖菓子のようなものではない.「私が書いたものはほとんどが私自身の映像である」と『自伝』のなかで述べられているように,どんな空想的な話のなかにも,作者の生きた波瀾の人生の一片が封じこめられていて,おとなであれ子どもであれ,読む者の心を強くゆさぶる.

「童話」ではあるが、様々な示唆と深い哲学性、宗教性に富んだ内容は、大人でも胸を打つものがある。
大人になってから改めて読むと、ほんと号泣しますよ。
第一集には上記で紹介した「人形姫」が収録。
子供向けに編集されたものと異なり、かなりキリスト教的な色合いが強いです。

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