政治 Note

全人的な意味での革命とは、本当に自分が望んでいることが何かを知ること

政治 Note

政治的な革命というのは部分的な革命にすぎない。全人的な意味での革命とは、本当に自分が望んでいることがなにかを知ることから始めなければならない。

– 言葉が眠るとき、かの世界がめざめる –
両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム (新潮文庫)

政治でも、企業でも、「変わろう、変わらなきゃ」という掛け声はよく聞かれるが、突き詰めれば、『どうなりたいか』という問いかけは、あまりなされなていないような気がする。

とりあえず、こういう業界だから、世界のトレンドはこうだから、これが強みだから、誰某がいいと言っているから、etc。

目先の目標だけを追いかけて、今やれること、実現できそうなこと、可能性が高いこと、等から答えを選ぼうとする。

だが、肝心な「どうなりたいのか」という根源が明確でないので、結局は迷走する。

「どうなりたいか」は理想であって、現実的ではないという意見もあるが、そもそも「どうなりたいか」という理想を欠いて、どんな優れた現実を作り出せるというのだろう。

「自分の望みがわからない」というのは、突き詰めれば、高次な展望を欠いている、ということだ。

革命に成功するか否かは、方法ではなく、何を目的にするかに依る。

「変わろう、変わらなきゃ」という掛け声が空回りするのは、失策というより、理想の欠如。

自身のことも、どうあるべきかも、分かってない。

Tags: ,

寺山修司の関連記事

政治 Note

「政治的な革命というのは部分的な革命にすぎない。全人的な意味での革命とは、本当に自分が望んでいることがなにかを知ることから始めなければならない」「自分の望みがわからない」というのは、突き詰めれば、高次な展望を欠いている、ということ。

よくわかることは 実は 自分を失くすること

学生時代の寺山修司と山田太一の書簡から。『よくわかることは 実は 自分を失くすることなんじゃないだろうか』という寺山修司の一言に関するコラム。

note painting

美というものは、本来、何かを欠いたものです。完全な合理主義からは、美はおろかドラマも生まれてきません。

>海洋小説『曙光』MORGENROOD

海洋小説『曙光』MORGENROOD

宇宙文明の根幹を支える稀少金属ニムロディウムをめぐる企業と海洋社会の攻防を舞台に描く人間ドラマ。生きる道を見失った潜水艇パイロットと愛を求めるフォルトゥナの娘の恋を通して仕事・人生・社会について問いかける異色の海洋小説です。
Kindle Unlimitedなら読み放題。
Amazonの海洋学ランキングで一位を記録。

CTR IMG