愛し方、愛され方の分からない人は、力の強さや格の高さなど、周りより優れることによって、周囲の愛情や尊敬を勝ち取ると錯覚しています。
子どもに対しても、常に親が優れることで、子どもの方から従うと思い込んでいるので、弱みなど決して見せませんし、批判も許しません。子どもに舐められまいと威嚇したり、あるいは、子どもを貶めて無力化したり、親が優位に立つことで、子どもをコントロールします。こうした親にとっては、子どもが従順であることが愛情と尊敬の証なのです。
しかし、愛の本質は、相手の弱点を理解して、受け止める点にあります。
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