Novella 文芸コラムについて

Novella Worksに関するサイト・プロフィールです。

サイト管理人 石田朋子(運営者情報・個人のプロフィールはこちらです

目次

Novella Worksとは

詩を作るより、田を作れ

私の好きな寺山修司の言葉。

「詩を作るより、田を作れ」という思想は、根本的には政治主義に根ざしたものである。それは「役に立つ」ということを第一義に考えた処世訓であって「詩なんかなくても生きることはできるが、田がなければ生きることはできない。だから、どうせやるなら自他ともに役立つところの、田を作る方に打ちこむべきだ」といったほどの意味である。勿論、ここでいわれる「田を作る」ということは比喩であって、「目に見えた効果、社会的に有効な仕事」といったことを指しているのであろう。

実際、他人に「役に立つ詩」は存在しないかも知れない。
詩は、書いた詩人が自分に役立てるために書くのであって、書くという「体験」を通して新しい世界に踏み込んでゆくために存在しているものなのだ。
だが、「役に立つ詩」はなくても「詩を役立てる心」はある。それはあくまでも受け取り手の側の問題であって、詩の機能をうらからたぐりよせてゆくための社会性の法則のようなものである。

当サイトは「詩を作るより、田を作れ。詩人より、人奴を増やせ」という世の流れにささやかに抵抗しながら運営しています。

【Novella】の意味

Novella(ノヴェラ) とは、「中編小説」「小品物語」の意味です。
Short Story より長く、 Novel ほど長編でもない、中ぐらいの作品を指します。

文芸コラムとは?

古来より、文化・芸術というものは、映画館の前に長い行列を作り、本屋をハシゴし、ついには海外の聖地にまで巡礼してしまう真性オタクの盲目的な情熱と、日頃はスーパーの値切り品コーナーをうろつきながらも、S席2万円のチケット代は惜しみなく支払う、無上の献身によって支えられています。

王侯貴族が芸術家の活動を支援し、文明国の証として立派な美術館や図書館が作られるのも、誰かが意識して守らなければ(それもたっぷりお金をかけて)、あっけなく滅び去ってしまうからです。なぜなら、詩も、絵も、音楽も、それ自体が何かを生産するわけではないからです。商業化されて初めて、人はそこに金銭的価値を見出すものです。

そして、Windows95の登場と共に、そういう名も無き真性オタクが一斉に声をあげ、激アツのホームページを作り始めたのが、日本のITの黎明期です。当時は腕自慢の職人や熱心なファンが腕を競うように個性的なホームページを公開し、互いに訪問し合って、ウンチクや情報交換を楽しんでいました。

それを正面から叩き潰したのが「まとめサイト」です。

大手企業が莫大な資金を投入し、個人のファンサイトの「あらすじ」や「作品解説」や「スクショ」を転載しまくって、広告費を稼ぐようになりました。

さらには他人のコンテンツを切り貼りするだけの兵隊を『WEBライター』と祭り上げ、一記事=500円みたいな叩き売りで薄っぺらいオウンドメディアを大量生産し、Google検索結果の上位を独占するようになりました。

熱心なファンが手間暇かけて作ったコンテンツが無断でパクられ、適当にリライトされたものがアクセスを総取りする様を見て、一人、また一人とホームページを閉鎖し、いつの間にか既視感のあるテンプレサイトが大半を占めるようになったのが原罪のネットです。

昔からそうですが、文芸系サイトなど、運営しても一銭にもなりません。

それより「もっと彼氏に愛される方法」とか「あなたのお子さんがみるみる天才になる七つの法則」とか「月6桁稼ぐ、元○○が教える儲けの秘密」みたいなサイトを作った方が、はるかにアクセスを稼げます。記事も、皮肉、冷笑、他人の揚げ足取りみたいな文言で埋め尽くした方が共感も得やすいし、文章量もぺらっとワンスクロールで読み終えるような短文の方が好まれるんですね。

しかし、それが自分の目指す世界かといえば、決してそうではないし、本来、個人ホームページ文化がこれほど急速に花開いたのは、大手メディアや専門サイトでは決してお目にかかれない、激アツのファンレビューや思い出話、「なんで、そんな事まで知ってるの?」みたいな、ディープでコアな情報だったはず。

ネットで金儲けするなとは言わないけども、どこかで目にしたような恋愛論や幸福論、稼げるノウハウ、シンパが喜びそうな政策批判や、他人のコンテンツを切り貼りしただけのまとめサイトが主流になれば、ウェブサイトも、SNSも、通勤電車の中で読み捨てられるタブロイト誌と大して変わらないと思うんですね。

で、一般ウケするブログ記事と、通にしか分からない文芸コラムと、どちらがいいか天秤にかけた時、当サイトは後者に傾いた次第。

人間、死ぬ間際に問われるのは、どれだけアクセスを稼いだかではなく、「何を書いてきたか」、その一点に尽きるでしょう。チンドン屋みたいなブログ記事で数千円だか数万円の小銭を稼いだところで、焼き肉食って終わりだし、自分の身にも他人の身にも付かないと思うんですね。

いずれ消えるにしても、万人に惜しまれながら消えるのと、NAVERまとめみたいに「消えて、せいせいした」と万歳三唱されるのでは雲泥の差だし、吹けば飛ぶような弱小サイトでも「つい読み耽ってしまった……」と思われる方がやり甲斐があります。

これは決して負け犬の遠吠えではなく、作家の矜持なのですよ。

作家が最後の審判にかけられる時は、アクセス数や売り上げではなく、「何を書いてきたか」が問われますから。

そんな訳で、今も地道に文芸サイトをやっています。

「あらすじ」や「作品紹介」ではなく、作品を題材としたコラムや創作がメインです。

概要を探している人には何も得るものはないですが、映画を見終わった後、誰かと激論を交わしたいタイプの人とは解り合えると思います。

世の中がどう評価しようと、私は、スターウォーズの新シリーズだけは絶対見たくない派ですo(´^`)o

One Page, One Book とは

当サイトは典型的な長文サイトです。スマホユーザーが圧倒多数を占めるネット界において、確実に嫌われる存在です。

一時期、ページ分割したこともありますが、「1ページ目」「2ページ目」「3ページ目」のように分けると、2ページ目だけ読んで、「分かった!」みたいな人が出てくるので、止めました。

また、「クリックするのも面倒くさい」「スクロールさえしたくない」、最初の見出しだけ読んで「分かった!」みたいな人も増えているので、逆に、一ページに全文掲載するようにしました。それが『One Page, One Book』です。

少しでも読みやすいように、目次を設けていますので、気になる箇所だけ目を通して頂ければと思います。

元々「PCでの閲覧」を前提に作り始めたサイトなので、今から別の何かになるのは無理です。

1998年、ホームページを作り始めた頃は、ブラウジングの主流がスマホになるなど、夢にも思わなかったのです(゚_゚)

サイトの歩み

1997年秋、人生初のノートPCを購入し(FUJITSUのオールインワン型。ヘンなおじさんのCMで有名でした)1998年秋にホームページを開設しました。

最初のホームページの名前は、たまたま目に留まったエミール・ギレリスのCDジャケットに触発されて『Clair de Lune』と名付けました。

一番最初に作った記事は、「愛と死の世界・ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』です。

当時は、WordPressも存在せず、IBMの『ホームページビルダー』で作成していました。(現在はジャストシステムが販売)ネットで発信するにも、FTPやHTMLの知識が不可欠だった時代です。

2006年から世界的なブログツール『WordPress』に移行し、映画・音楽・書籍のレビュー、海洋小説と科学コラム、恋と生き方のエッセーなどを手掛けるようになりました。時々、URLやペンネームを変えているので、『Novella』が集大成になります。

私のプロフィールはICL技術事務所の奥村さまが上手にまとめて下さっています。
興味のある方はご一読下さい。

https://e-littlefield.com/well-being/happy/julie-kawaramachi/
https://e-littlefield.com/well-being/happy/azuki/

姉妹サイトと外部アカウントについて

恋と女性のライフスタイルに関するエッセー sanmarie*com
「恋と女性のライフスタイル」「コラム子育て・家育て」を掲載

創作とWordPressの小技  https://novella.one
執筆のコツやWordPressのカスタマイズ、PCお役立ち情報などを紹介しています。

Kindle ストア 著者ページ https://amzn.to/32Pyq0v
『海洋小説 《曙光》 MORGENROOD』の上下巻、および一部をKindle Unlimitedで公開中。

Twitter https://twitter.com/novella_art
知人の生存確認と連絡に利用しているので、大したことはつぶやいてません。

Spotifyについて

音楽プレイヤーの埋め込みについて、以前はYouTubeがメインでしたが、当サイトではSpotifyを積極的に使っています。再生する度に、わずかでも作者にお金が入るので。アフィリエイトではありません。
当サイトでは欧州で配信されているSpotifyを利用しているので、日本では再生できない曲もあるかもしれません。

画像・動画について

当サイトで使用しているアイキャッチ画像は主に『Pixabay』のフリー写真を利用しています。
商品画像は、Amazonや公式サイトで公開されているバナーイメージ、西洋絵画や肖像はWikimedia Comons、書籍の写真は手持ちの本、あるいは購入した電子書籍。
映画のスクリーンショットは、手持ちのDVDや動画配信からキャプチャしています。
権利の侵害に相当するものがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

引用・転載について(右クリック禁止)

ここ数年、まとめサイトでの転用、語尾だけ変えたリライト、セミナーでの無断使用など、非常識な行為が目立つので、当サイトは右クリック、およびスクリーンショットは禁止にしています。

基本的には、引用も転載もまったく問題なくて、転載した部分に「引用元URL」や「サイト名」を明記して下さればOKなのですが、その基本的なことすら出来ないWEBライターや運営元が増えているので、右クリック禁止にした次第です。

また、当サイトは、映画や書籍のレビューに、自身のスクリーンショットを使用しています。
いわば、オリジナルコンテンツの二次利用です。
何かの時は自分が責任を取る覚悟ですし、少しでもオリジナル作者に利益を還元できるよう、常に作品は激オシしています。
根底に「この名作を一人でも多くの人に知って欲しい」という思いがあるからです。

それをWEBライターが勝手に流用すれば、三次利用、四次利用になりますし、元々、そういう人たちは、自身の小遣い稼ぎが目的で、オリジナル作者、また二次利用しているファンに対する敬意もへったくれもありません。
コアなファンが激アツレビューを書く為に「お借りしました」というならともかく、カスみたいな記事を量産する為に、他人のコンテンツを切り貼りするようなWEBライターに三次利用、四次利用して欲しくないんですね。

他の熱心なファンもそうですが、当方もこれだけのレビューを書くのに、書籍代、CD&DVD代、コンサート代、何十万とお金をかけています。図書館で本を借りるのも一苦労だし、作品の醍醐味がわかるベストショットを撮る為に手間暇かけています。何故かといえば、それらを参考に書籍やDVDを買って頂けたら、オリジナル作者への恩返しにもなるからです。

その点、小遣い欲しさにカスみたいな記事を量産しているWEBライターは、そうした手間暇を惜しみ、ネット上にあるものは何でも利用して、1記事=500円を稼ぐことしか頭にありません。そういう人に安易に使って欲しくないし、ましてファンでもないのに、他人のレビューを丸パクリして、名も無き個人のファンサイトを駆逐するような真似をしないで欲しいんですよね。

歌詞や映画のキャプチャが欲しければ、自分でサブスクリプションを契約して下さい。
今は月額1000円で、見放題、聴き放題の時代です。
英語の歌詞も、Lyricで検索すれば、無料で参照できます。
名句や作品の意味が知りたければ、自分で本を購入するなり、図書館でリクエストして下さい。
図書館が購入してくれたら、それだけでも売り上げになります。

昔、私の知り合いは、「愛とは、金」と広言してはばかりませんでしたが、芸術も同じです。
クルティザーンと同じで、お金をかけなければ、あっけなく死に絶えるんですよね。

コンテンツの使用料について

当サイトに掲載している、文章・画像・デジタルデータなどの著作物の無断転載、まとめサイトでの使用、リライトや改変を禁じます。

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(紹介文になっているなら、是非は気にしません)

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URL: https://novella.works/○○ (引用元のアドレス)

なお、まとめサイトでの使用は、引用であってもお断りします。
筆者に無断でサイトコンテンツを使用した場合、使用料として、一行=1万円を請求します。

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