悲しみは、あなたを強く、優しくする

ある時、私の友人に悲しい出来事があって、心配になって電話したら、彼女がこんな風に言っていました。

「私には、こうやって、一人で辛い時に心配して電話してきてくれる友達がいる。それだけでも、なんて幸せなんだろうと思う」

それは私もお互いさま。

辛い時、悲しい時、互いに励まし、慰め合える友だちがいることは、本当に有り難いし、幸せなことです。

だけど、それも何かを失って、悲しみの底にあるから分かること。

物事が順調で、慢心しだすと、「人が自分に優しくするのは当たり前」「こんな事ぐらいで落ち込むな」等々。相手の心の痛みも、気遣いも、理解できなくなりますから。

誰にとっても失敗や悲しみは辛いものですが、それゆえに、周りの人の何気ない優しさに感謝する気持ちが生まれます。

感謝の気持ちは、自分のみならず、相手も幸せにするもの。

私たちは噛みしめた涙の分だけ、強く、優しくなれるのかもしれません。

悲しみは、あなたを強く、優しくする

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

石田 朋子のアバター 石田 朋子 サイト管理人

作家・文芸愛好家。80年代サブカルチャーの大ファン。古典文学からJUNEまで幅広く親しむ雑食系。マダム・ナナとパピヨン・シルエットについて熱く語り合える友達を募集しています。東欧在住。

目次
閉じる