Ten Summoner's Tales スティング

スティングの大人のラブソング 『It’s probably me』&『Shape of my heart』

Ten Summoner's Tales スティング

映画に使われたスティングの曲と言えば、『レオン』のエンディングで使われた「shape of my heart」が有名ですが、曲としては、『リーサル・ウェポン3』のエンディングで使われた「It’s probably me」が断然おすすめ。
メロディや歌詞も美しく、これぞ「大人の男の愛の歌」という感じです。

エリック・クラプトンとのデュオも有名ですが、やはり都会的な淋しさを感じさせるのはオリジナルの方ですね。

これに並んで非常に有名なのがリュック・ベンソンの傑作『レオン』のエンディング・テーマとして使われた『Shape of my heart』。
どちらかと言えば、この曲の方がよく知られています。

ちなみに『レオン』の挿入歌として有名なのが、ビョークの『Venus as a boy(少年ヴィーナス)』です。

初めて『レオン』を見た時、エンディングにスティングの曲が使われているとは知らなくて、最初、この曲を耳にした時、ちょっと違和感を感じたのですが、歌詞の『でも僕のハートの形は違うんだ』というくだりを読んで、ベンソン監督のテーマとマッチしていたのだなと納得した次第です。

『買って金を稼ぐためにカード遊びするわけでもなければ
尊敬されたいがためにやっているわけでもない』

というのも、根無し草のようなレオンの心情をよく表していると思います。

プロの殺し屋として名を馳せながらも、それが決して真の目的ではない――でも自分が本当に探し求めるものが「何か」も知っている訳ではない――。

『彼は答えを見つけ出そうとカードを配る』

その為に、生き、殺し、また次の指令を待つ。

レオンの生き方そのものを表しているように感じます。

スティングの関連商品

この2曲は次のCDに収録されています。

テン・サマナーズ・テイルズ
by (CD)
定価  ¥ 2,197
中古 4点 & 新品   から
5つ星のうち 4.5  (19 件のカスタマーレビュー)

前作の『ソウル・ケイジ』とはうってかわって明るい色調のCD。
ボサノヴァやロックなど色鮮やかな音楽が収録されている。
私自身の評価はイマイチ(やはり前々作の『ナッシング・ライク・ザ・サン』のインパクトが非常に大きいため)なのだが、後に続く『ブランニュー・デイ』『セイクラッド・ラブ』の習作という感じで、スティングの歴史を知りたい人には興味深い一枚だ。
【Amazon レビューより】
タイトルにあるサマナーというのはスティングの本名。その名のとおり、スティングのそれぞれ違う10通りの個性が現れている作品といえる。
一連に流れているテーマは主に男女間の愛で、詩を眺めていると思わずにやりとさせられたり、なるほどと思うところもあり、洗練された詩の中に強烈な男の愛を感じてどきりとさせられる。
映画「レオン」のテーマ曲も収録されていて、特に女性にお勧めです。

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