池田理代子– tag –
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漫画・アニメマリー・アントワネットの子守歌 ~海を越えた「みつばちマーヤ」
日本が誇る名作アニメ『みつばちマーヤの冒険』は、ポーランドでも国民的アニメとして親しまれています。ポーランド版の主題歌『Pszczółka Maja』は、国民的童謡として母から子に歌い継がれています。CDもレコードも無かった時代、母が歌う子守唄は格別な響きだったというコラム -
漫画・アニメ恋する瞳 ~人はなぜ眼差しに惹かれるのか~ フェルゼンとマリー・アントワネットの恋
視神経は大脳に直結するため、心に思ったことがダイレクトに現れます。フェルゼンとマリー・アントワネットの恋もマリーがフェルゼンの眼差しにどきどきするところから始まりました。なぜ人は眼差しに惹かれるのでしょう。 -
漫画・アニメオスカルの怒り ~アウシュビッツとド・ゲメネ公爵~
空腹のあまりパンを盗んだ幼子を後ろから騙し討ちにしたド・ゲメネ公爵。その一部始終を見ていたオスカルは宮廷の晩餐会で「まだものの善悪もわからぬ子どもを背中からピストルでだましうちするような男がいっぱしに公爵だなどとは、かたはらいたい」と告発し、決闘を受けて立ちます。子供も犠牲になったアウシュビッツ収容所の写真や動画を紹介。 -
漫画・アニメShall we ダンス? 一度、あなたと踊ってみたい ~ルイ16世の切ない願い
美しい妻マリー・アントワネットに恋心を抱きながらも、容姿コンプレックスから愛の言葉もかけられず、ダンスの申し込みもできなかったルイ16世。マリーも決して嫌いではなかったのだから、勇気をもってアプローチすれば、ダンスを踊ることもできただろうに、というコラム。 -
漫画・アニメ男の人から愛しているといわれたこともなくて『ウェディング・ドレス』池田理代子短編集(3)より
ミシンだけふんで……男の人から愛しているといわれたこともなくて……みじめったらしい、つまんない人生……なんで、あたしが、こんなことしなきゃなんないの! ばかばかしい30年! むごいよぉ…… -
漫画・アニメオスカルとは何者だったのであろうか
私にとって、オスカルとは何者だったのであろう。凛とした美しさ、意志もって生きる素晴らしさ、自らに従う潔さと素直さ――そうした、真に女性らしい、女性にしか出来ない、豊かでしなやかな生き方を体現してくれた人、そんな感じがする。 -
漫画・アニメオーストリア女 =マリー・アントワネット ~異国の女として生き、異国の女として死す~
近頃は、国際人を目指して早期の英語教育も盛んですが、果たして言葉は本当に国や民族の違いを超えるのか、時々、疑問に思うことがあります。たとえば、日本人相手に「ベルばらがね……」と言えば、池田先生の名前はもちろん、作品の内容、オスカルやアンド... -
漫画・アニメザ・結婚証書 ~マリーの指先も震えた運命の一瞬
政略結婚によりフランス王太子(未来のルイ16世)に嫁いだマリー・アントワネット。結婚当時、14歳だった彼女は緊張のあまり結婚証書にインクの染みを作ってしまう。有名なエピソードとポーランドの市民婚の様子を交えて。 -
漫画・アニメ素敵な恋のあきらめ方(ベルサイユのばらに寄せて)
恋をして、何が辛いかといえば、その人をあきらめなければならない場合でしょう。かといって、人を好きになったら、そう簡単に理屈であきらめきれるものではありません。頭では分かっていても、「もしかしたら」と期待して、側に寄ってみたり、背伸びして... -
漫画・アニメ38歳 マリー・アントワネットと同じ年齢になる(ベルサイユのばらに寄せて)
この世には、その身にならないと分からないことがたくさんある。私も、10代の頃は、「マリー・アントワネットという女性は、なんと愚かで、浅はかなのかしら」と思っていたが、自分も結婚し、子供を生み、マリーと同じ年齢だけ生きたら、彼女がそうなら... -
漫画・アニメマリア・テレジアの選択 (ベルサイユのばらに寄せて)
仕事を持つ母親にとって、一番心に突き刺さるのが、「子供と仕事と、どっちが大事なの?」という問いかけだろう。「どっちが大事」と訊かれても、どちらとも言えないし、こればかりは比べようがない。もちろん、「子供が大事」なことは言うまでもないが、... -
漫画・アニメプチ・マリーの行方(ベルサイユのばらに寄せて)
最近、コッポラ監督の「マリー・アントワネット」が封切られたり、帝国劇場で涼風真夜さんのミュージカルが上演されたりして、ちょっとしたマリー・アントワネット・ブームになっている。他にも名の知れた女王はたくさん存在するのに、どうしてマリー・ア...