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医療と人間

  • 2020年5月13日

笑って、死なせて ~死は人生の集積

私もいろんな人の死の床に立ち会ったが、笑って死んで行く人など本当に希だ。『死は、人生の集積である』という名言があるが、まさにその通り。人間、死期が近づくと、その表情は人生の内容に応じて、だいたい三つの様相に分かれる。一つは、人間そのもの。言い換えれば、“人間”のまんま。あるいは、修羅。

  • 2020年5月30日

医療現場の十人十色  人の生き様と死に際

生き様と死に際も人それぞれ。どれも人間らしくて、最後には許されるのではないかと。そう頑張らず、立派を目指さず、自分らしく死んでゆけばいいのです。何を得たかよりも、何を為したかに重きを置く方が、結果的には魂の充足に繋がります。

  • 2020年4月25日

現代の人類滅亡は医療崩壊と経済破綻

十数年前に書いた映画レビュー『復活の日(小松左京)』が2020年の新型肺炎をきっかけにアクセスを集めたので、覚え書きとして記載。映画でも押し寄せる患者と疲労する医療者の姿が非常に印象的だったので。

  • 2020年4月28日

死を受容する必要なんか、ない / 渡辺淳一の『無影灯』

患者は死期が近づいたら駄目なことを自然に自分で悟る。われわれが改めて言う必要などはない。患者は黙っていても助からないのを悟る。その時、俺は助からないのではないかとか、癌なのに嘘をついた、などと怒ったりはしない。彼らはそんなことを考えたくはないのだ。自分は駄目だとは思いたくない。だから、そんな怖いことは訊いてこない。医者は嘘をついていると知りながら嘘のなかに入っていこうとする。われわれがとやかく言わなくても、向こうから入ってくる

  • 2019年12月26日

延死 ~医療が引き延ばす死~

命を延ばすというよりは、死を引き延ばすような医療の在り方について。人間としての思考も意識も完全に停止し、自分で自分が誰であるかも分からない、ただ呼吸するだけの肉体として存在するに過ぎないなら、それも人間として尊厳のある「生」のうちに入るのだろうか?

  • 2020年5月30日

善人には善人の運

医療や福祉の現場にいると、「なんで、こんなにいい人が、こんなに苦しまないといかんのかなー」と思うことがよくあります。 ほんと「善人の上に光り差さず、大欲、これ王の如し」で、病院でも婦長や院長にネジこん […]

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海洋小説『曙光』MORGENROOD

宇宙文明の根幹を支える稀少金属『ニムロディウム』をめぐる企業と海洋社会の攻防を描く人間ドラマ。生き道を見失った潜水艇パイロットと、運命を握る娘の恋を通して仕事・人生・社会について問いかける異色の海洋小説です。
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