自然と生命– tag –
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エッセイ&コラム彩雲 ~人間の眼は、意識したものしか見えない
皆さんは『彩雲』をご存じですか。太陽の光の加減で、雲の縁あるいは全体が、まるで虹が架かったように七色に輝いて見える現象です。雨上がりや、陽が大きく傾く早朝や黄昏にしばしば見られ、古代中国では幸運の始まりを告げる吉兆とされてきました。それ... -
POPS・JAZZ・歌謡曲宇宙の美しさは、かまやつひろしに教わった ~何もない大地に響く『やつらの足音のバラード』
シンプルな歌詞ながら宇宙的な広がりを感じさせる、かまやつひろしの名曲。陽が昇れば起きだして、夜になったら眠る、はじめ人間(原始人)の暮らしに思いを馳せながら、土曜の夜をTVの前で楽しく過ごしていた子供時代の思い出など。 -
エッセイ&コラム物理学者と詩人と占星術師 ・世界は異なる個性と能力でバランスを保つ
人はそれぞれ個性も能力も異なるから世界はバランスを保っている。物理学者も詩人も占星術師も異なるスタンスで世界の謎を解き明かそうとしているだけで、意外と共通点は多いかもしれない。掲示板のトピックス『物理で80点以上取れる人ってどんな人なんだ~?!』も紹介。科学も究めると最後は神を見る。 -
エッセイ&コラムそしてゾウリムシは全滅した ~理科好き中学生のだいしっぱい(´。`)
微生物から純度の高いゴールドが回収できるかどうかは分からないが、鉱業においてはユニークな試みである。子供時代の微生物との出会いは貴重だし、川の水一滴に存在する無数のオールスターを自身の目で確認することは、もう一つの宇宙との出会いである。 -
エッセイ&コラム自分の身体を子供に与えて死んでいく親 ~生命の環~
鮭に限らず、生殖活動を終えたら、死んで、子供の餌になる生き物は少なくありません。クモ、カマキリ、メダカ、等々。それだけ生殖にはエネルギーを使うし、野生の環境は、人間社会のように、すぐ近くにコンビニがあって、粉ミルクやおにぎりが買えるわけ... -
エッセイ&コラムめぐる物質 生命と宇宙の輪廻
家に降り注ぐ雨も、火星や木星から飛来するものではない。海から蒸発した水分が、たまたま家の上空で固まって、落ちてきただけの話。元をたどれば、太平洋やインド洋の一滴である。ディスカウント・ストアで買った机も、元をたどれば、熱帯に生きていた一本の樹。 -
エッセイ&コラム存在理由と深海の生き物
なぜ 人間だけが自分は無意味などと思うのだろう深い海の底を覗けば何のために生きているのか分からないような生物がごまんといる誰に知られることなく息づいているような生き物がその一つ一つが何のために生きているのかと疑いだせば生命(いのち)なんてこ... -
漫画・アニメ永遠の命(機械の身体)を求める人は案外幸せなのかも『銀河鉄道999』より
人生が幸せであれば永遠の命を求める。それでも機械化人間が過りなのは永遠の命を手に入れることで思いやりやひたむきさを失い、生身の人間を蔑むようになるから。 -
エッセイ&コラムなぜ自分の子どもが欲しいのですか NHKスペシャル『地球大進化 46億年』より
>じゃあなんで私は自分のDNAを残したいと思わないんだろうか・・と、 それは死に間際にものすごく感じる気持ちなんじゃないかと思います。 -
エッセイ&コラム『月』はあなたを見守っている ~月光浴のススメ~
本当の魂の導き手は、あの燦々と輝く太陽ではなく Clair de Lune 自らは決して輝くことはないけれど、世の光を映し出して、夜道を照らすあの月の光だと、今も思う。夜に迷った時、人がようやく気付く、音のしない存在感も好き。月を見ていると、この世ではない何処かに本当の居場所があるような気がする。 -
エッセイ&コラム主婦の妬み、羨望、卑下、焦り・・と『生命に刻まれた星の生と死』
「どんな人間も、生まれた瞬間から確実に分かっていることが一つあります。それは死ぬことです」。マケドニアの名将・アレクサンダー大王は、幼くして上記のようなことを語り、父王を大変驚かせたといいます。まあ、アレクサンダー大王でなくても、10代に... -
文学・思想・神話深海の潜航調査 ~その場に行けるのは一生に一度。宇宙の片隅の一期一会。
多くの調査員にとってそうであるように、その場に行けるのは一生に一度きりです。火山にしても、野花にしても、永遠に変わらぬ形でそこにある……ということは、まずありません。だからこそ、『一生に一度』の気持ちが非常に大切なのです。
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