絵画の話題– tag –
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ギリシャ神話&キリスト教西洋美術の入門書 カワイイから本格派まで、イラスト付きで読み解く
美術関係の本を集めてみました。美術というと敷居が高いように感じられるかもしれませんが、美術、特に西洋絵画が分かれば海外旅行の面白さも倍増します。今までルーブルやオルセーのような有名美術館に足を運んでも退屈なだけだった方も、「どこか外国に... -
文学・思想・神話地獄という芸術 絵本『蜘蛛の糸』芥川龍之介
芥川龍之介の名作『蜘蛛の糸』を遠山繁年の色彩鮮やかな絵画で綴る絵本。本作に描かれた地獄とは何か、蜘蛛の糸を伝ってきた何万の罪人は救われるのか、なぜ地獄の絵は生き生きと描かれるのかを考察したコラム。 -
エッセイ&コラム疲れ果てて ゴッホ展の思い出
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの作品に『 worn out 疲れ果てて』という作品がある。十八の時、ゴッホ展で初めて本物を目にしたのだが、見た瞬間、絵に突き飛ばされそうになった。そこには、見る者を圧倒するような、凄まじい情感が渦巻いていたからだ。そ... -
ギリシャ神話&キリスト教エロス(クピド)とプシュケの物語 『蝶』は魂の昇華の象徴
ギリシャ神話のエロスは恋の矢で過って自分自身を傷つけ、プシュケに一目惚れします。アポロンの神託を利用して二人は結ばれますが、エロスは自分の姿を決してプシュケに見せようとしません。不安に感じたプシュケはエロスの寝姿を覗き見、怒ったエロスは飛び去ってしまいます。エロスを恋い慕うプシュケはアフロディテの様々な難問に挑み、ついにはエロスと結ばれ、神々の仲間入りをします。プシュケの象徴は蝶、魂の昇華を表します。 -
映画石岡瑛子さん追悼 フランシス・コッポラの映画『ドラキュラ』~不滅の愛を描く~
フランシス・コッポラの描く『ドラキュラ』はホラーを超えた愛の物語である。悪魔と知りながら恋に落ちるミーナ、愛欲に狂いながらも「愛するあなたをこんな苦しみの世界に引き込むことはできない」と吸血することを躊躇うドラキュラ。ゴシックとエロティックが織りなす幻想的な背景に、日本人デザイナー石岡瑛子の卓抜した衣装デザインが花を添える。 -
エッセイ&コラム「オタク」と「ザイタク」をごっちゃにしないで~
Record Chinaさんで、「近頃の大学生がオタク化して困ってます」的な記事が配信されていたので、「意味不明な世界観にどっぷり浸かって、一般社会の普通人と話が噛み合わなくなっている」という状況なのかしら、と想像していたら、ちゃうちゃう、内向き志... -
漫画・アニメ愛する人の面影を留めて ~ルブラン夫人の肖像画~
フランスの宮廷画家ルブラン夫人はマリー・アントワネットや家族の肖像画を何枚も描きました。「実物よりちょっと美しく描く」のが人気の秘密だったようです。ルブラン夫人の肖像画を画像で紹介。 -
エッセイ&コラム『ジャガイモを食べる人々』ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの時代から
先週、ガラスで指を切る前に買ったジャガイモ2キログラム。一週間、水仕事が出来ない間にすっかり芽吹いて、ジャガイ・ヨシノ状態になってしまった。「おめぇ、こんな所で満開して、どうするんじゃい」と一人でツッコミを入れながら、しょうーがないので... -
ギリシャ神話&キリスト教『オイディプス王』と精神的な親殺しについて
心理学者にして文人でもある河合隼雄氏の名著『家族関係を考える』とギリシャ悲劇『オイディプス』をベースに、思春期の子供の自立と内面的な親殺しについて綴るコラム。 -
ギリシャ神話&キリスト教我に触れるな Noli Me Tangere マグダラのマリア(ティツィアーノの名画より)
聖書とキリスト教において謎と魅力に満ちた女性、マグダラのマリア。ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』ではイエスの妻とされていましたが、真偽はともかく、深い心の交流があったのは確かでしょう。イタリアの巨匠ティツィアーノの名画を交えながら感動的な再会の場面『我に触れるな(ノリ・メ・タンゲレ)』について解説。 -
ギリシャ神話&キリスト教上昇する生 クピド(エロス)とヴィーナス(アフロディーテ)
海の泡から生まれた美と愛の女神ヴィーナスと息子エロス。エロスはまた上昇する生の象徴でもあり、所有と欲望の愛に突き動かされていきます。ロマンティックなギリシャ神話の世界を西洋の名画と共に綴るエッセー。 -
ギリシャ神話&キリスト教初心者にもわかりやすい キリスト教の本
聖書が身近に感じられる初心者向けの書籍を紹介。ビジュアル資料や西洋絵画を通してキリスト教への理解が深まること間違いなし。新約聖書・共同訳、創世記・岩波文庫、西洋絵画の主題物語など。
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