科学コラム– tag –
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エッセイ&コラム1+1=2ではない ~人文軽視の末路
私は、1+1=2だとずっと思ってたし、またそれが当たり前 だと教えられてきた。 だから何事も「1+1=2」という定規でしか物事を測れなかった。 しかし1+1=2ではない。 「2」かもしれないが、「2」である必要はどこにもないし、「3」でも「... -
文学・思想・神話オスカー・ワイルドはFacebookの「いいね」が嫌い
オスカー・ワイルドがSNSをやっていたら、たくさんの「いいね!」にかえって恐怖を感じ、アカウントを閉じてしまうだろうというお話。周囲の安易な賛同は時として自分を見失わせます。 -
エッセイ&コラム物理学者と詩人と占星術師 ・世界は異なる個性と能力でバランスを保つ
人はそれぞれ個性も能力も異なるから世界はバランスを保っている。物理学者も詩人も占星術師も異なるスタンスで世界の謎を解き明かそうとしているだけで、意外と共通点は多いかもしれない。掲示板のトピックス『物理で80点以上取れる人ってどんな人なんだ~?!』も紹介。科学も究めると最後は神を見る。 -
エッセイ&コラムそしてゾウリムシは全滅した ~理科好き中学生のだいしっぱい(´。`)
微生物から純度の高いゴールドが回収できるかどうかは分からないが、鉱業においてはユニークな試みである。子供時代の微生物との出会いは貴重だし、川の水一滴に存在する無数のオールスターを自身の目で確認することは、もう一つの宇宙との出会いである。 -
エッセイ&コラムめぐる物質 生命と宇宙の輪廻
家に降り注ぐ雨も、火星や木星から飛来するものではない。海から蒸発した水分が、たまたま家の上空で固まって、落ちてきただけの話。元をたどれば、太平洋やインド洋の一滴である。ディスカウント・ストアで買った机も、元をたどれば、熱帯に生きていた一本の樹。 -
エッセイ&コラムお金だけで人の心は動かせない ~NASA ケネディ・スペースセンター編
NASA ケネディ・スペースセンターは私の聖地の一つです。宇宙に興味をもったきっかけは、子供の頃、田舎で見た満点の星空。都会っ子の私には、頭上いっぱいに星が瞬き、今にも星に手が届きそうなほどの夜空が恐ろしいほどでした。同時に、その美しさに見せ... -
エッセイ&コラムなぜ自分の子どもが欲しいのですか NHKスペシャル『地球大進化 46億年』より
>じゃあなんで私は自分のDNAを残したいと思わないんだろうか・・と、 それは死に間際にものすごく感じる気持ちなんじゃないかと思います。 -
エッセイ&コラム主婦の妬み、羨望、卑下、焦り・・と『生命に刻まれた星の生と死』
「どんな人間も、生まれた瞬間から確実に分かっていることが一つあります。それは死ぬことです」。マケドニアの名将・アレクサンダー大王は、幼くして上記のようなことを語り、父王を大変驚かせたといいます。まあ、アレクサンダー大王でなくても、10代に... -
映画生命は道を探し出す スピルバーグの映画『ジュラシック・パーク』
化石に閉じ込められた蚊の胎内から恐竜の血液を採取し、現存する爬虫類のDNAと掛け合わせて、恐竜を現代に蘇らせる。夢のテーマパークはコンピュータシステムで完全管理され、安全に見物できるはずだった。だが巨利に目がくらんだ職員が恐竜のDNAを持ち出そうとしたことから、システムに綻びが生じ、恐竜たちが暴走しはじめる。 -
エッセイ&コラムE=MC2 21世紀と個人主義と『カラスの勝手でしょ』
21世紀は自由でのびのびした個の時代が訪れるはずだった。だがこの十数年のうちに起きたのは個による分断と全体の衰滅で、歴史は一気に揺り戻しの方向に向かっている。カラスの勝手でしょと歌っていた子ども達が社会の中核を成す今、日本はどうするべきかという、ひょっこりひょうたん島な話です。 -
エッセイ&コラムコペルニクスのように発想を変え、人生を変える
誰もが「自分を変えたい」「人生を変えたい」と望む。だけど、多くの人は、望むほどに変える勇気を持ち合わせていないものだ。全てを変える「一線」を目の前にしながら、結局、「自分」にしがみついている。 -
エッセイ&コラム子孫は火星に行くだろう アリゾナ砂漠編
『砂漠』というと、♪ 月の沙漠を~ はるばると~ アラブの隊商とラクダを連想しがちだが、アリゾナで「desert(砂漠)」といえば、「不毛の地」「荒野」。文字通り、草一本ない、生のままの大地を指す。なぜ雑草すら存在しないのかといえば、とにかく乾...
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