思春期の心
- 2019年8月18日
寺山修司との初めての出会い ~『ポケットに名言を』から踏み出す人生の第一歩
「言葉を友人に持ちたいと思うことがある。それは、旅路の途中でじぶんがたった一人だということに気がついたときにである」寺山修司のユニークな言葉のクリップ『ポケットに名言を』から踏み出した自身の人生を綴る。
- 2019年4月1日
やりたい職業がなければ、どうやって生活していくか考えよう
「私は偏差値50くらいで得意科目は数学や化学です。面倒くさがりでネガティブですが、人と触れ合うのは好きです。小さい子は苦手です。なにか向いている職業はありませんか」という高校生の為のキャリア相談室より。やりたい事もない。夢もない。何をしていいか分からない。ならば、これから先、どうやって生活していくかを考えようという話。
- 2019年9月18日
『愛』が欲しい ~飯島愛の「プラトニック・セックス」より
父の躾は厳しかった。例えば、食事中はお茶わん、箸の持ち方に始まり、テーブルにひじをつくと、容赦なく手が飛んできた。もちろん、食事中にテレビを見せてもらったことなんかない。「今日の夕食は何かな」なんて、楽しい想像をしたことすらない。飯島愛ちゃんの自伝『プラトニック・セックス』から抜粋を紹介。淋しい少女時代から最後の日まで愛を求め続けた愛ちゃんの切実な気持ちが伝わってくる良書。突然の死に寄せた哀悼記事です。
- 2019年8月19日
手頃な『幸福論』で飼い慣らされる現代人の不幸について ~寺山修司的解釈
いつの時代も『幸福論』は重宝されるが、「自分が幸せに感じるなら、全て良し」とする幸福論ほど、お手軽で、麻薬要素の強いものもない。 治ったような気がするだけで、実は何も解決しておらず、幸福に感じようとすればするほど、逆に破滅に突っ走っていくか […]
- 2019年8月6日
「オタク」と「ザイタク」をごっちゃにしないで~
Record Chinaさんで、「近頃の大学生がオタク化して困ってます」的な記事が配信されていたので、「意味不明な世界観にどっぷり浸かって、一般社会の普通人と話が噛み合わなくなっている」という状況なのかしら、と想像していたら、ちゃうちゃう、 […]
- 2019年10月10日
毒親にさよなら! 娘の自立を励ます映画『塔の上のラプンツェル』
塔に閉じ込められたラプンツェルは、外に出ることも、外の世界を知ることも禁じられます。母ゴーテルは「お前のため」と言い聞かせ、ラプンツェルを支配しようとします。そこに盗賊のフリンがやって来て、ラプンツェルはついに外の世界に飛び出し舞うが、「支配する毒親」と「支配される子」の葛藤と自立を描いた良作。画像と動画を添えて解説します。
- 2019年3月14日
時間の管理は大人の証・SEIKOの入学・卒業祝い
私が子供の頃、入学・卒業祝いに「腕時計」というのが定番でした。 腕時計をすると、ちょっと大人になった気分で、お祝いに「人生初めての腕時計」を買ってもらった子は、自慢げに銀のチェーンベルトを袖口から覗かせていたものです。誰かが時間を気にすれば […]
- 2018年5月1日
思想管理にNoと言う『アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール』ピンクフロイド
工場で機械部品が製造されるように子供たちが教育されるピンクフロイドの衝撃作を画像と動画で紹介。教師は子供たちに従順であることを求め、子供たちは「思想管理なんかされたくない、子供たちを放っておいてくれ」と叫ぶ。最後は反乱を起こした子供たちが学校を放火、社会の機械部品を大量生産する管理教育は崩壊する……