思春期の心– tag –
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寺山修司寺山修司の言葉から踏み出す人生の第一歩 『ポケットに名言を』より
「言葉を友人に持ちたいと思うことがある。それは、旅路の途中でじぶんがたった一人だということに気がついたときにである」寺山修司のユニークな言葉のクリップ『ポケットに名言を』から踏み出した自身の人生を綴る。 -
エッセイ&コラムやりたい職業がなければ、どうやって生活していくか考えよう
「私は偏差値50くらいで得意科目は数学や化学です。面倒くさがりでネガティブですが、人と触れ合うのは好きです。小さい子は苦手です。なにか向いている職業はありませんか」という高校生の為のキャリア相談室より。やりたい事もない。夢もない。何をしていいか分からない。ならば、これから先、どうやって生活していくかを考えようという話。 -
エッセイ&コラム『愛』が欲しい ~飯島愛の「プラトニック・セックス」より
父の躾は厳しかった。例えば、食事中はお茶わん、箸の持ち方に始まり、テーブルにひじをつくと、容赦なく手が飛んできた。もちろん、食事中にテレビを見せてもらったことなんかない。「今日の夕食は何かな」なんて、楽しい想像をしたことすらない。飯島愛ちゃんの自伝『プラトニック・セックス』から抜粋を紹介。淋しい少女時代から最後の日まで愛を求め続けた愛ちゃんの切実な気持ちが伝わってくる良書。突然の死に寄せた哀悼記事です。 -
コラム子育て・家育て「大人になる」ということ ~親もまた”人間”と気付く時~
子どもはある年齢に達したら「大人になる」わけではありません。経済的に自立しても心の自立に失敗する人はたくさんいます。心の中にいつまでも「幼い自分」を残したまま親への恨み辛みに固まっていると、考え方も偏屈になり、人間関係や仕事にも影響するようになります。 -
ドストエフスキー神は人間が考え出したもの ~地上的な頭脳で考える
【 『カラマーゾフの兄弟』 第1部 第五編 『ProとContra』 より】カインとアベルのたとえ話 ~父親を見殺しにするのかの続き。きらきらと生の渇望を語り、ヨーロッパ行きを決めるイワンに対して、アリョーシャは不安を覚える。長兄ドミートリィによる父... -
ドストエフスキー論理以前に愛するんです。絶対に論理以前に。
論理以前に愛するという言葉は、松本零士の「鉄郎、生きろ。理屈は後から考えればいい」に通じるものがある。何の為に生きるのか、存在することに理由はあるのか、あれこれ考える以前に、まずは生きるべき、というアリョーシャの提言はまったく正しい。”先に理屈あり”では、理由の為に生きることになる。理由の為に生きるようになれば、理屈通りにいかなくなった時、必ず挫折する。 -
ドストエフスキーぼくの若さがすべてに打ち勝つよ ~ どんな幻滅にも、人生に対するどんな嫌悪感にも
むっつりした印象のイワンが、途端に生き生きした青年に感じられる。イワンも、根本的には、生の肯定者であり、愛の人でもある。ただあまりにも理不尽な世の中に幻滅して、「神も仏もあるかい!」という気持ちになったのがニヒリズムの走り。もとから虚無的な人間にニヒルなど感じようがない。むしろ愛深き人こそ、反動で虚無に走る。 -
恋と女性のライフスタイル親子問題を解決するには 物理的・精神的距離をおく
親から独立し、物理的・精神的距離を置くことは、関係改善に効果的です。どんなに小さくても社会の中で役割を果たし、役に立つことを実感すれば、誇りと自信に繋がります。選択肢は少ないですが、絶対に不可能でもないので、住み込み可能な仕事を探してみるのも一考です。 -
コラム子育て・家育て『親を殺すか、自分が死ぬか ~現代の親殺しとオイディプスの幸せ道』のあとがき
あなたにとって、『自分の人生』とは、その程度のものでしょうか。どれほど苦しめられ、傷つけられても、自分で自分を不幸にするような罠にはまってはいけません。親孝行も尊いけれど、『自分で自分を幸せにする』ということも、同じくらいに大事です。 -
コラム子育て・家育て十八歳の決断・人は二度生まれる ~いかに親から離れて自立するか~
フランスの思想家、ジャン・ジャック・ルソーの名言に「人は二度生まれる。一度目は存在するために。二度目は生きるために」というものがあります。心身ともに成長し、『自分』というものが頭をもたげてきた時、親を乗り越えて前に進むか、生涯、無力感や無能感にとらわれて人生を棒に振るか。そこが大きな分かれ目です。 -
コラム子育て・家育て親の死を願っても、人生は変わらない
親の死を願っても人生は変わりません。親が変わることを願っても、親は死ぬまで変わりません。変えられるのは自分の気持ちと生き方だけ。無理に許す必要はありません。親の呪縛を逃れて、自分らしい人生を生き直してみませんか。 -
恋と女性のライフスタイル本物の自信は揺るがない ~どうすれば自分を信じることができるのか
人より優れているから、自信がつくのではありません。自信とは、自分の底力を信じる気持ちです。どうすれば、自分に自信をもって、力強く生きていくことができるのでしょうか。