女性のライフスタイル– tag –
-
漫画・アニメ青春はバブルと共に潰え 『おやじギャル』の中尊寺ゆつこさんを悼む / 「ドリフターズ」から「ひょうきん族へ」バブルとお笑い
ワンレン、ボディコン、グルメにゴルフ、円高差益を利用して香港で買ったブランド品で身を固め、丸の内を闊歩する無敵のOL、白井麻子(しらいまこ)は、今現在、三十代後半から四十代前半の女の活力そのものだった。あの面白さは、バブルに青春時代を過ごした女でないと分からない。 -
文学・思想・神話美輪明宏のおすすめ本 『愛の話 幸福の話』『強く生きるために』『地獄を極楽にする方法』など
厳しくも愛のこもった言葉で若い女性にも人気のある美輪明宏のの著書。代表作『愛の話 幸福の話』『地獄を極楽にする方法』『強く生きるために』『天声美語』『光をあなたに―美輪明宏の心麗相談』『人生ノート』『ああ正負の法則』『世なおしトークあれこれ』『乙女の教室』について内容紹介と感想を掲載。本選びの参考にどうぞ。 -
漫画・アニメ男の人から愛しているといわれたこともなくて『ウェディング・ドレス』池田理代子短編集(3)より
ミシンだけふんで……男の人から愛しているといわれたこともなくて……みじめったらしい、つまんない人生……なんで、あたしが、こんなことしなきゃなんないの! ばかばかしい30年! むごいよぉ…… -
漫画・アニメオスカルとは何者だったのであろうか
私にとって、オスカルとは何者だったのであろう。凛とした美しさ、意志もって生きる素晴らしさ、自らに従う潔さと素直さ――そうした、真に女性らしい、女性にしか出来ない、豊かでしなやかな生き方を体現してくれた人、そんな感じがする。 -
漫画・アニメザ・結婚証書 ~マリーの指先も震えた運命の一瞬
政略結婚によりフランス王太子(未来のルイ16世)に嫁いだマリー・アントワネット。結婚当時、14歳だった彼女は緊張のあまり結婚証書にインクの染みを作ってしまう。有名なエピソードとポーランドの市民婚の様子を交えて。 -
漫画・アニメ38歳 マリー・アントワネットと同じ年齢になる(ベルサイユのばらに寄せて)
この世には、その身にならないと分からないことがたくさんある。私も、10代の頃は、「マリー・アントワネットという女性は、なんと愚かで、浅はかなのかしら」と思っていたが、自分も結婚し、子供を生み、マリーと同じ年齢だけ生きたら、彼女がそうなら... -
漫画・アニメマリア・テレジアの選択 (ベルサイユのばらに寄せて)
仕事を持つ母親にとって、一番心に突き刺さるのが、「子供と仕事と、どっちが大事なの?」という問いかけだろう。「どっちが大事」と訊かれても、どちらとも言えないし、こればかりは比べようがない。もちろん、「子供が大事」なことは言うまでもないが、... -
漫画・アニメプチ・マリーの行方(ベルサイユのばらに寄せて)
最近、コッポラ監督の「マリー・アントワネット」が封切られたり、帝国劇場で涼風真夜さんのミュージカルが上演されたりして、ちょっとしたマリー・アントワネット・ブームになっている。他にも名の知れた女王はたくさん存在するのに、どうしてマリー・ア... -
漫画・アニメ宝塚 バラの魔法が宿る街(ベルサイユのばらに寄せて)
宝塚は、今もたくさんの乙女の来訪を心待ちにしている。乙女が宝塚を愛するのではなく、宝塚が乙女たちを幸せにしたいのだ。次にバラの魔法に出会うのは、きっとあなたかもしれない。 -
文学・思想・神話肉体の声に耳を傾け、自分に素直に生きる D・H・ロレンスの名作 『チャタレイ夫人の恋人』
自分の肉体のことに気がついた瞬間から、不幸というものが始まるのよ。だから文明というものが何かの役にたつならば、私たちが肉体を忘却することを手伝ってくれるものでなければなりませんわ。猥褻か芸術家で裁判沙汰にまでなったD・H・ロレンスの性愛小説。だが本質はありのままに生きることを謳った人生賛歌である。 -
漫画・アニメヒロインの変遷 オスカルとマリーアントワネット
私が「ベルばら」にすっ転んだのは小学校四年生の時です。NHKで見た宝塚劇場中継がきっかけでした。その頃は、愛だの恋だのという話はもちろん、生き甲斐だの、人生だのというテーマにも何の関心もなかったので、『オスカル』というヒロインとの出会いは、... -
文学・思想・神話ココ・シャネルと女性の自立について ~男に振り回されない人生
【【コラム】 ココ・シャネルと女性の自立について】ココ・シャネルの伝記を読んでいると、女性の自立を体現した、先進的な人物として描かれることが多いが、一方、心の奥深くで、グツグツと煮えたぎるような女の怨念を感じることもあり、果たしてこれが...