成功への原動力は夢の理解者に出会うこと

現実には、星の下には累々たる屍の山がある。

精神的に一番きついのは、階層ピラミッドの八合目あたりにいる人だろう。

もう少しで手が届きそうなのに、自分の目指す星が掴めない。

でも、ここまで登ってきたら、もはや降りることも、出直すことも叶わない。

このまま死に物狂いで登り続けるか、涙を呑んで引き返すか、あるいは八合目の景色に価値を見出すか。

いずれにせよ、五合目当たりで「これは無理だ」と悟って引き返す人、そもそも最初から山登りなどしない人に比べたら、相当に激しい葛藤と戦うことになるだろう。

ちなみに頂点の輝きとは、いわゆる「努力が報われる」こと。

優勝や売り上げでそれを実感する人もあれば、世間の評判から手応えを感じる人もある。

もちろん、それも永続する幸福ではなく、一つの山を制覇すれば、次はあの山、その次はこの山と、次々に目標が現れるのだけど。

それでも自分の可能性にかけたい、どれほど厳しくても好きな道を行きたいと、前人未踏の山を目指す人もあるだろう。

そんなハードボイルドな人生も、よき理解者があれば、登頂の苦しみも半減する。

成功しようと、失敗しようと、「挑戦することは素晴らしい」と本気で称えてくれる人だ。

そういう人に出会うことも、確かに、成功の要因の一つである。

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良き師、良き指導者、良きサポーターに巡り会うことも実力のうちです。

この記事を書いた人

石田 朋子のアバター 石田 朋子 サイト管理人

作家・文芸愛好家。80年代サブカルチャーの大ファン。普段はぼーっとしたおかあさんです。昭和の名作漫画はほとんど空で台詞が言えるほどの元祖ヲタ。車と猫が大好きな東欧在住。サイトでは作品紹介ではなく、作品を題材とした文芸コラムを掲載しています。

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